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鹿島戦マニアック分析

2018-10-21 19:27:28 | 浦和レッズ
後半の立ち上がり、リードする鹿島はダメ押し点を取ろうと、前から圧力をかけてきました。浦和が後半頭で試合に入れていない可能性があるので、そこを攻め切ろうとするプランです。そのため、浦和は守ってから速攻を狙わざるを得なくなりました。鹿島は土居がいろんな位置を動いて、セルジーニョのヘディングで点を取ろうとしてきます。

この鹿島の攻勢を、浦和は何とか乗り切ると、少ないチャンスからCKになる場面がありました。キッカーはいつもの柏木ですが、いつもファーサイドにいる槙野に合わせることが多いです。この場面では変化をつけて、ニアサイドにいた岩波に合わせてきました。これには鹿島DFは意表を突かれたようで、見事フリーになってヘディングでのゴールとなります。

同点になって、鹿島の出方はバランスを保ちながら行くところは行くという、いつもの試合運びになってきます。この膠着状態を動かすには一つのスーパープレーが要ると思っていたところ、武藤雄樹がエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込んで2-1とこの試合をひっくり返すことになります。これで、鹿島ベンチはすぐに動き、小笠原out鈴木優磨inの交代を打ちます。

これで、鹿島は鈴木優磨とセルジーニョの2トップに、トップ下に土居を置くダイヤモンド型の中盤に変更してきました。もちろん、この交代の意図は総攻撃で、クロスやセットプレーから鈴木優磨の頭に合うピンチを何度も作られました。浦和としては守備に援軍が必要でしたが、森脇out柴戸inはそのまま右アウトサイドに柴戸を置いて、森脇より守りを優先した交代です。

それでも、鹿島相手に相手が一方的に押してくる展開は、サポーターの立場でも苦しいものです。一つでも決められればドローの勝ち点1になってしまうという、しびれる展開をしのいだ浦和は、最後武藤雄樹が相手DFの間を独走するという、もう一つのスーパープレーが出て、決定的な3点目を入れるという感動的な終わり方が待っていました。

決して楽な勝利ではなかったものの、どうしても勝利が必要だったこの試合で狙い通りの結果が出たのは大きいです。これからはACL出場権の3位を賭けた、数チーム団子の争いが待っています。今、目標を持って戦えることに感謝して、これからの残り4試合を過ごして欲しいものです。


























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