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札幌戦プレビュー

2022-04-01 23:04:11 | 浦和レッズ
ベトナム戦マニアック分析は、ちょっと書く元気が出ないので、代わりに明日の浦和レッズのアウェイ戦、コンサドーレ札幌戦のプレビュー記事にします。札幌はここまでの5試合で全試合引き分けの勝ち点5で、11位につけています。5得点5失点というデータ上は、攻撃も守備もそこそこですが勝てるほど良い状態でもない様子です。ホームの横浜FM戦を引き分けに持ち込むなど、悪い結果ではないのですが勝てません。

札幌といえば、元浦和監督のミハイロ・ペトロヴィッチ(ミシャ)が率いて5年目のシーズンです。ミシャといえば代名詞でもある、3-6-1で両ストッパーをSBのごとく前に出す攻撃時の4-1-5というイメージが今でもありますが、札幌ではそこまでアウトサイドやストッパーを極端には前に出していない様子です。その分は、1トップ2シャドーに攻撃を任せて、少ない得点を守り切っている印象があります。

監督だけでなく、元浦和の選手はMF駒井と、MF小野伸二、FW興梠がいます。興梠は浦和からのレンタル移籍ということで浦和戦には出ない契約になっている可能性が高いですが、駒井は出てくるでしょう。小野伸二は今季1試合も出場していないので見られる可能性は低そうです。オフに、シャドーのチャナティップを川崎に引き抜かれており、戦力的には多少低下した状態です。

浦和は、右MFで磐田戦で初出場で初得点した、新外国人選手のモーベルグに期待です。スピードもテクニックも持っているサイドアタッカーですが、自分でも点を取ることができるので、その技術を90分間発揮してくれれば十分です。点が取れずに苦しんでいた攻撃陣も、磐田戦で4ゴールと上り調子で、この札幌戦もその勢いを持続して欲しいものです。

この代表休みの期間、モーベルグが出場した状況での攻撃の練習はできたでしょう。前節では45分間の出場にとどまったユンカーもコンディションを上げている期待があります。皆でパスを出そうとするのではなく、どこかにターゲットがいることがどれだけ大事か、磐田戦でわかったのでその回答を札幌戦で「一発回答」を得たいものです。

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