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何とか出た結果(青山美夏人)

2023-08-17 23:02:00 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、中盤で相手先発田中将大を打って得た2点リードを、隅田-平井-青山の継投で守り抜いて4-2で楽天に勝利しました。今日は、プレッシャーがかかる抑えで登板し、走者を二人出したピンチを何とか抑えた青山美夏人投手を取り上げます。青山は亜細亜大学を卒業して、今季ライオンズにドラフト4位で入団した新人です。

大学時代には全日本大学選手権の優勝投手と実績がある青山ですが、ライオンズは中継ぎや抑えにするつもりで採った投手でしょう。開幕戦では本来の抑えの増田が調整遅れだったので、いきなりセーブシチュエーションで登板し、森友哉に同点ソロホームランを打たれる波乱のデビュー戦になります。それからは、中継ぎで1イニングを抑える役割が主体になってきます。

勝ち試合でも負け試合でも出番がある中継ぎでしたが、亜細亜大学に伝統的に受け継がれる「亜細亜ボール」も持っています。これはツーシームの変形で、東浜(ソフトバンク)や山崎(DeNA)も投げていた球です。今日はフランコに安打を打たれ、代打岡島にも四球を与えてピンチでしたが、3-2のカウントで代打鈴木大地に対してフォークで勝負する度胸も持っています。

今は増田が2試合連続で救援に失敗する、ライオンズにとってはピンチです。逆に捉えれば、青山にとってはチャンスなので、ここは松井稼頭央監督の信頼を得て、抑えのポジションを奪うくらいの気持ちでいて欲しいです。それだけのポテンシャルは持っている投手だと思います。

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