先日、ラリーガ(スペインリーグ)のオサスナ対バルセロナ(以下バルサ)のビデオを見ました。バルサの注目は、何と言っても16歳で右ウイングで先発出場したヤマルです。彼のプレーは後半10分ほどでフェラン・トーレスと交代するまで見られましたが、まだ運動量は少なくタッチライン際でボールが来るのを待っています。それでも、ボールを持ったときのテクニックは、以前開幕戦で見られた「全力で走りながら小野伸二並みのパスを出す」レベルです。
もっとも、この試合はホームのオサスナの粘りでもつれる試合になりました。オサスナは基本は4-3-2-1ですが、守るときはアンカーをDFラインに入れて5バック気味に守ってバルサの攻めを手詰まりにして、攻めるときはカウンターで可能な限り3枚を上げてパスで展開を狙ってきました。このオサスナの攻守の切り替えの早さは、バルサといえどピンチを招く場面もありました。
そんなゲームで光ったのはバルサCBクンデです。CBでコンビを組むクリステンセンがパワー系のCBなので、動けるクンデは裏のスペースをカバーする役割ですが、下がりながらヘディングで先に触れるスピードはなかなかのレベルです。オサスナの速攻が勝るか、クンデのスピードが勝るかの勝負は見ごたえがありましたが、膠着状態になりそうだった前半終了間際に、CKからのヘディングシュートを決めたのがクンデでした。
後半、1-0とリードを奪ったバルサは、右SBをカンセロ(写真)、右FWをフェラン・トーレスに交代させてきました。それでも、なかなかオサスナの堅陣は崩れず、ガビやデヨングが持ってゴール前に入れてもクリアされ苦しみました。そんなじりじりする展開は、途中出場のオサスナFWチミー・アビラが個人技で持ち込んで放ったミドルシュートが決まって同点になったことで波乱含みになります。
試合が決まったのは最後の最後でした。何度もDFラインの裏を狙っていたレバンドフスキがデヨングのパスでゴール前に出たチャンスに、オサスナDFカテナがファウルしてPKになります。これでカテナは退場になり、PKはレバンドフスキが蹴り、相手GKアイトールの逆に落ち着いて決めて、バルサに決定的と言える2点目が入ります。
それでも、一人少ないオサスナも最後の反撃を見せ、運動量を増やして3人を敵陣に上げてきますが、バルサは落ち着いて回して逃げ切り、試合は2-1でアウェイのバルサの勝利に終わりました。バルサといえど敵地では何が起こるかわからないのは、この試合にも表れていました。サッカー専用で2万人ちょっと入るスタジアムが、地方にもあるスペインらしいです。
もっとも、この試合はホームのオサスナの粘りでもつれる試合になりました。オサスナは基本は4-3-2-1ですが、守るときはアンカーをDFラインに入れて5バック気味に守ってバルサの攻めを手詰まりにして、攻めるときはカウンターで可能な限り3枚を上げてパスで展開を狙ってきました。このオサスナの攻守の切り替えの早さは、バルサといえどピンチを招く場面もありました。
そんなゲームで光ったのはバルサCBクンデです。CBでコンビを組むクリステンセンがパワー系のCBなので、動けるクンデは裏のスペースをカバーする役割ですが、下がりながらヘディングで先に触れるスピードはなかなかのレベルです。オサスナの速攻が勝るか、クンデのスピードが勝るかの勝負は見ごたえがありましたが、膠着状態になりそうだった前半終了間際に、CKからのヘディングシュートを決めたのがクンデでした。
後半、1-0とリードを奪ったバルサは、右SBをカンセロ(写真)、右FWをフェラン・トーレスに交代させてきました。それでも、なかなかオサスナの堅陣は崩れず、ガビやデヨングが持ってゴール前に入れてもクリアされ苦しみました。そんなじりじりする展開は、途中出場のオサスナFWチミー・アビラが個人技で持ち込んで放ったミドルシュートが決まって同点になったことで波乱含みになります。
試合が決まったのは最後の最後でした。何度もDFラインの裏を狙っていたレバンドフスキがデヨングのパスでゴール前に出たチャンスに、オサスナDFカテナがファウルしてPKになります。これでカテナは退場になり、PKはレバンドフスキが蹴り、相手GKアイトールの逆に落ち着いて決めて、バルサに決定的と言える2点目が入ります。
それでも、一人少ないオサスナも最後の反撃を見せ、運動量を増やして3人を敵陣に上げてきますが、バルサは落ち着いて回して逃げ切り、試合は2-1でアウェイのバルサの勝利に終わりました。バルサといえど敵地では何が起こるかわからないのは、この試合にも表れていました。サッカー専用で2万人ちょっと入るスタジアムが、地方にもあるスペインらしいです。
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