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無音空間のブログ2(炭谷銀仁朗)

2013-06-08 11:18:46 | 他スポーツ
写真のスポットは私の散歩で恒例になっている森の中です。以前オリエンテーリングをやっていた私は、こういう森を懸命に駆け回った経験があり、昔を思い出し、精神的に落ち着きます。時間があればここに来てブログを書こうと考え、今日思い付いたネタは西武ライオンズから、先週の交流戦ヤクルト戦のヒーロー、炭谷銀仁朗選手を取り上げます。

炭谷はプロ8年目とだいぶ経験を積んできた捕手で、今季はほぼ全ての試合でスタメンと活躍しています。身体能力が高いアスリートタイプの選手で、売り物は強肩を生かした盗塁阻止率の高さです。

炭谷は京都の平安高校から西武に入団しました。入団1年目から、将来性を評価した当時の伊東監督(現ロッテ監督)に抜擢されて試合に出場していました。当時は西武の捕手には細川(現ソフトバンク)がいて、炭谷はなかなか細川の壁を破れませんでした。

しかし、細川がFAでソフトバンクに移籍したのはチャンスで、昨年正捕手に定着しました。炭谷の課題はバッティングで、昨年の打率は1割台で、試合の終盤では代打を出されることの多い選手です。そんな炭谷が先週のヤクルト戦では先制のソロ本塁打と、センターへの犠飛で2打点の活躍だったのは、めったに見ないことかもしれません。

また、私が行った2度の西武ドームでは球筋が追える席だったので、炭谷のリード面も見てみました。以前、伊東が制球の定まらない先発竹下の状態を見て、いろんな球種を投げさせました。カーブならストライクが取れることを見つけ、ストレートは見せ球にして肝心なところはカーブを投げさせて試合を勝利に導いた「捕手が勝たせた試合」を見たことがあります。

まだまだ、炭谷は伊東の域には達していない印象で、楽天戦では炭谷の要求した高めの釣り球が裏目に出て本塁打を打たれる痛恨のミスもしています。ヤクルト戦でもセリーグ本塁打王バレンティン相手の決め球にストレートを選んだのが裏目に出ました。

それでも、山本浩二日本代表監督の目にとまってWBCに出場したのは大きな経験で、メジャーに行かなければ見られない相手をベンチからとはいえ見られたのは、きっと彼を大きくしてくれると思います。

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