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ボランチの位置取り(10/16日本対ウルグアイ)

2018-10-17 22:53:44 | ワールドサッカー
昨日の日本代表対ウルグアイ戦は、4-3の勝利に終わりました。ウルグアイはロシア大会組の主力選手の多くを起用してきました。GKムスレラ、DFゴディン、MFベンタンクール、FWカバーニあたりはワールドサッカーに詳しい人ならよく知っている名前です。直前の韓国戦で敗れていると聞いたので、コンディションはベストではなさそうですが、それでもこれまでの日本代表はそういう相手にもなかなか勝てませんでした。

今回、森保監督になって初めて試合を生で見たので、戦術的なところをチェックしてみました。4-2-3-1は、歴代の代表監督が使ってきたいつもの戦術ですが、今回の日本代表は一見自由奔放に攻めているようですが、森保監督はしっかりバランスを考えていました。それが現れたのは、ダブルボランチが慎重に後ろに構えていたことが多かったところです。

もちろん、中島翔哉や堂安律の、相手DFに個人技で仕掛けられるテクニックは、これまでの日本代表にあまり見られなかったものですが、相手がウルグアイである以上、スピードのあるカウンターに対する備えはしておかなければなりません。そのためのボランチの慎重な位置取りで、彼らはウルグアイのトップ下、デアラスカーエタ(10番)に対する守備で効いていました。

ウルグアイの前半の攻撃は、右サイドのペレイロやデアラスカーエタを軸にしている様子でしたが、デアラスカーエタにはボランチとCBで連携してうまく守り、見事消すことに成功しました。失点はFKで、ファーサイドで頭で折り返されたのが痛かった失点でしたが、少なくとも前半は流れの中ではやらせなかった守備を見せていました。

また、この日は1トップが大迫勇也だったのも大きいです。大迫は前半に、中島のシュートに詰めて押し込む2点目の貴重なゴールも得ていますが、それよりはボールを止めるテクニックで効いていました。大迫のところで一旦ボールが落ち着くので、それを堂安や南野が追い越して上がっていく動きを出すことができたので、日本の攻撃のバリエーションが増えました。

これで、ウルグアイの最初のカウンターで先制されて本気を出さないうちにやられるというシナリオを避けてくれたのは大きく、後半はウルグアイが仕掛けてくるのですが、それについては明日以降、マニアック分析で補足します。







































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