Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

バレーの置き方(3/2大宮対清水)

2013-03-02 20:21:22 | 他チーム
浦和戦を見終わった後は、テレビ埼玉で大宮対清水を見ていました。神経を集中させて誰から誰へパスが出たかを追っている浦和戦とは違って、こういう中立観戦は気楽ですが、それでも浦和と対戦するときのプレビュー記事のネタになるので、どういうサッカーをしているかは大体チェックしておきます。

大宮は昨年の後半戦にベルデニック監督が引っ張ってきたズラタン、ノバコビッチの2トップが強力なチームですが、去年何回か見た大宮戦ではだいたいどちらかが欠場していました。二人が揃ったところを見るのは初めてだと思い、この2トップ中心に追ってみました。

ズラタンは現役スロベニア代表、ノバコビッチは元スロベニア代表の肩書きを持つ選手なので、足元のテクニックはうまいです。位置関係はズラタンが後ろ、ノバコビッチが前のポジションを取り、東が抜けてトップ下の本職がいなくなった大宮の攻撃を、ズラタンとノバコビッチの関係で補充しています。

上背はそれほどないズラタンがドリブルを見せるのは驚きませんが、ノバコビッチも個人技は結構あり、相手DFに結構仕掛けます。これは一度Nack5スタジアムに行って見てみたいなと、サッカーマニアの血が騒ぐ二人です。

清水ではバレーと石毛が楽しみでした。バレーは3トップの真ん中に置いていましたが、どうもゴトビ監督はJリーグ時代のバレーを知らないのではと思うほど、真ん中のバレーはあまりいい動きができていませんでした。甲府時代もサイドに置いた方が力を発揮したので、2点ビハインドになってFW瀬沼を中央に置いて、バレーを右に出してからの方が機能していました。

石毛は18歳のユース上がりの若手ですが、その若さで既に背番号8をつけています。大前の抜けた3トップの右で出番を得ていましたが、その技術の高さは一見の価値があります。圧倒的なスピードでぶっちぎる選手ではありませんが、ボールが収まるとまたぎフェイントを見せたり、小野伸二を思わせる正確なダイレクトプレーを見せたりします。ゴールという結果も得て、将来は代表候補にもなり得る逸材だと思います。

結局、この試合は2-2で引き分け、ゲームを支配していた大宮にとっては残念な結果に終わります。清水の得点がロングボールとFKだったので、ちょっとのリスクマネジメントが出来ていればと、惜しまれる試合でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中盤が向いていた(3/2広島対... | トップ | FWらしい本格派(阪野豐史) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

他チーム」カテゴリの最新記事