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プレスに行った浦和(7/23浦和対パリ・サンジェルマン)

2022-07-24 11:29:20 | 浦和レッズ
昨日の浦和の親善試合パリ・サンジェルマン(PSG)戦は、0-3でPSGの勝利に終わりました。PSGは川崎戦でベストメンバーを投入したこともあって、今回の浦和戦はメッシやネイマールをベンチスタートにして、若手主体のメンバーで臨んできました。戦術的には川崎戦と同じ3-4-1-2で、スペイン代表サラビアをトップ下に、エムバペとイカルディの2トップでした。

もっとも、先に主導権を握ろうとしてきたのは浦和でした。この試合は新型コロナ感染の影響でロドリゲス監督が不在だった浦和ですが、PSG相手に高い位置からプレスに行くサッカーで先制点を狙いに行きました。これには、埼スタを埋めたPSGのファンも驚いた様子で、いきなり前半2分で松尾がDFラインの裏へ抜け出すチャンスを迎えますが、シュートは決まりませんでした。

その後もバイタルエリアで持ってサイドまで展開してチャンスを狙った浦和でしたが、さすがに3バックを中央に集めているPSGのDF陣の守りは堅く、浦和のシュートは何本もブロックされます。ボランチの伊藤敦樹や岩尾のところまでは持たせてくれるので、そこからの攻めが出せているうちに先制点を取っておきたかった浦和ですが、その逸機が最後まで響くことになります。

PSGはやはりエムバペのところからでした。エムバペはロシアW杯で見たときはスピードに反応する選手のように見えましたが、実はゲームメイクのセンスも持っており、ヒールキックなどの意表を突くプレーで味方のチャンスを演出できるFWです。このエムバペと、左アウトサイドのベルナトの連携で起点を作り、15分にイカルディのポストプレーからサラビアがミドルシュートを決めてPSGに先制点が入ります。

高い位置からプレスに行こうとした序盤の浦和でしたが、さすがにこの暑さの中でそれを続けるのは困難でした。PSGも、浦和がちょっと判断が遅れてパスコースを探すところを見逃してくれず、ボールを奪われました。これでゲームの流れはPSGのものとなり、25分にエムバペのクロスをエメリが頭で合わせるチャンスをつかむと、35分にエムバペがベルナトとのワンツーを決めてゴール前に侵入し、GK西川の頭上を抜く豪快なシュートを決めて2-0とリードします。

サイドまでは出せてチャンスの手前までは行けた浦和ですが、そこからシュートを打たせてもらえないのはさすが世界の強豪PSGでした。親善試合なので後半は両チーム大幅に交代するだろうと思いながら、メッシやネイマールの出番を楽しみに、ハーフタイムに突入しました。

後半についてはマニアック分析で補足します。






ナバス


パレデス


エムバペ


ダニーロ


ベルナト


エムバペ


ダニーロ


ケーラー


エメリ


ベラッティ


ディアロ


イカルディ


ベラッティ


サラビア


サラビア

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