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リトリートの相手(U-17日本対スウェーデン)

2013-10-30 16:30:07 | ワールドサッカー
写真は所用で出かけた渋谷ヒカリエから見た、新宿副都心です。今は学生時代に映画を見たパンテオンは既になく、跡地に渋谷ヒカリエが建っています。今日はいつものサッカーネタで、UAEで行われているU-17W杯のベスト16、日本対スウェーデンを取り上げます。

もちろん代表戦ですから、日本を応援するつもりで見ていましたが、U-17なのでまだまだ戦術的攻防には雑さも見られます。それでも、吉武監督が育成重視の考え方でメンバーを入れ替えたり、ポゼッションサッカーのできる技術が備わったりと内容は評価しています。

しかし、結果は1-2で敗れてベスト16敗退ですから、敗因は検証されなければいけません。スウェーデンは2ラインを低い位置に引く4-4-1-1の布陣で、日本にボールをキープされるのは覚悟してカウンターを狙ってきました。そういう相手に中盤でミスが出て注文通りのカウンターを食らってしまったのはまだU-17の雑さが出てしまった格好です。

1点ならともかく、この形で2点を取られてしまったのですから、ポゼッションサッカーで高いラインを引く日本サッカーの理想の高さは認めても、それを完成させるには大人になってからの成長は要求されます。

スウェーデンの2ラインコンパクトサッカーは格下戦術としては一般的な形なので、これを打ち破る技術はプロとして経験を積んで欲しいですが、印象に残った選手はいました。右MFの小川紘生選手とFWの杉本太郎選手です。

結果的には、この技術の高い二人が後半頭からの途中出場だったことも日本代表の敗因になりましたが、この二人には可能性は感じました。小川選手はイングランド代表MFウォルコット(アーセナル)のような選手で、空いているスペースにどんどんかけ上がっていける能力が高いです。日本の1点は相手のオウンゴールでしたが、それにつながるクロスを上げたのは小川選手でした。

杉本選手は鹿島に内定していますが、タイプ的にはスペイン代表MFのシルバ(マンチェスターC)に似ています。ボールにたくさん触れてリズムを出す、運動量の多い選手です。FWとして見てしまうと、ボランチの位置まで引いて受けたがる彼の動きは賛否両論あると思いますが、瞬間的なスピードと技術の高さはプロでも通用すると思います。

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