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パリ・サンジェルマン戦マニアック分析

2022-07-25 22:58:16 | 浦和レッズ
浦和がPSG相手に、点差を少なくすることが目的なら、5バックで自陣に引くしかないでしょう。それでは何が通用するか探るこの試合の意義がないと思ったのか、前半の立ち上がりに浦和は思い切ってPSG相手に前からプレスに行きました。しかし、時間が経つと力の差が出て、エムバペのスーパーゴールで2点差にされた浦和は、後半にCBを除く全員を交代させてきました。

この中では見どころはリンセンでした。この、オランダリーグで昨季13得点のFWを使った攻撃パターンを出したかった試合で、それが上手く行けばPSGから1点取ることも可能ではと期待していました。リンセンはいきなり左クロスをシュートして沸かせましたが、その直後にスライディングの際に何かに引っかかったらしく、わずか10分の出場でDF工藤と交代することになります。

この工藤投入で、意図せず5バックになってしまった浦和は、前の松崎と江坂の2枚で何とかするしかなくなってしまいました。これでは簡単にPSGに読まれてしまいます。さすがにこれでは攻め手がないと見て、途中から左SBにいた馬渡を左MFに上げてDFライン裏に走らせますが、オフサイドにかかるなど機能したとは言えない結果に終わります。

そのため、リンセン交代後はPSG主体に見ました。このタイミングで、2トップが入れ替わり、ネイマールとカリムルンドの2トップにトップ下にメッシという布陣になります。今のメッシは、昔のようにドリブルで何人もまとめて抜くようなプレーはあまり出さなくなっており、一発のパスで流れを変えるゲームメーカーになっていました。

それでも、メッシが持っているキックの精度と、どこにスペースが空いているか見分ける能力は変わっていませんでした。ネイマールも信頼して走っており、バルサ時代から続くこの二人のコンビを見ているだけでも楽しめた試合でした。ブラジル戦でも見られた、緩急をつけて身体能力で抜きに行く、ネイマールの独特なドリブルも見られました。

最後はDFラインを入れ替え、セルヒオ・ラモスやマルキーニョスも顔見世してきました。真夏のオールスター勢ぞろいとなったこのゲームは、3-0でPSGの勝利に終わりました。メッシについては、別記事で何か書こうと思います。
















































































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