大相撲春場所は本命白鵬が13連勝と独走して優勝を決めました。格下相手に取りこぼさないのがこの横綱の強さで、対戦した経験のある元小結高見盛の振分親方の話では、相手の当たりを吸収するような柔らかさが売り物ということです。
関脇以下の力士では実力者と言われる豪栄道も栃煌山も白鵬には通用しておらず、対戦成績は一方的な差をつけられています。今回の優勝で白鵬の優勝回数は北の湖の24回に並びました。白鵬の横綱昇進後の勝率は9割を超える驚異的な数字を誇り、休場が少ないのも魅力的です。
そんな白鵬ですが、モンゴルから来日したときは受け入れ先の部屋が決まっていませんでした。今考えると無謀な話で、しかも当時の白鵬は体重がわずか67kgと一般人とあまり変わらない体でした。強くなる可能性はなさそうな素材でしたが、宮城野親方が助け舟を出して白鵬は無事入門できました。
もっとも、相撲というスポーツはある程度体重がないと取れないので、白鵬は入門の直後は稽古をさせず食べるだけの生活を送り、体重が80kgになった時点でようやく稽古が許可されました。今の155kgの体重は努力の成果です。
以前、明治時代に無敵を誇り、「狂える白象」と呼ばれた元横綱小錦の写真を見たことがありますが、印象は今の力士に例えると白鵬だなというものです。この小錦はあまりの強さゆえに以前は大関までだった番付に横綱という地位が載るきっかけになった伝説の力士です。
もっとも、小錦は「狂える白象」と呼ばれたくらいですから相手を圧倒して勝っていたはずで、白鵬のように相手がどういう手で来ても当たりを吸収して勝つ力士は史上でもそうはいないはずです。
白鵬は年齢的にも27歳とまだ若く、あと8回はまだ気が遠くなる話ですが、大鵬の優勝32回を更新する可能性を持っている力士です。いい場所と悪い場所の差が極端に大きい日馬富士とはまだ力の差はあり、明日勝って全勝優勝を実現すれば全勝優勝の最多記録(9回)になる白鵬には期待しています。
関脇以下の力士では実力者と言われる豪栄道も栃煌山も白鵬には通用しておらず、対戦成績は一方的な差をつけられています。今回の優勝で白鵬の優勝回数は北の湖の24回に並びました。白鵬の横綱昇進後の勝率は9割を超える驚異的な数字を誇り、休場が少ないのも魅力的です。
そんな白鵬ですが、モンゴルから来日したときは受け入れ先の部屋が決まっていませんでした。今考えると無謀な話で、しかも当時の白鵬は体重がわずか67kgと一般人とあまり変わらない体でした。強くなる可能性はなさそうな素材でしたが、宮城野親方が助け舟を出して白鵬は無事入門できました。
もっとも、相撲というスポーツはある程度体重がないと取れないので、白鵬は入門の直後は稽古をさせず食べるだけの生活を送り、体重が80kgになった時点でようやく稽古が許可されました。今の155kgの体重は努力の成果です。
以前、明治時代に無敵を誇り、「狂える白象」と呼ばれた元横綱小錦の写真を見たことがありますが、印象は今の力士に例えると白鵬だなというものです。この小錦はあまりの強さゆえに以前は大関までだった番付に横綱という地位が載るきっかけになった伝説の力士です。
もっとも、小錦は「狂える白象」と呼ばれたくらいですから相手を圧倒して勝っていたはずで、白鵬のように相手がどういう手で来ても当たりを吸収して勝つ力士は史上でもそうはいないはずです。
白鵬は年齢的にも27歳とまだ若く、あと8回はまだ気が遠くなる話ですが、大鵬の優勝32回を更新する可能性を持っている力士です。いい場所と悪い場所の差が極端に大きい日馬富士とはまだ力の差はあり、明日勝って全勝優勝を実現すれば全勝優勝の最多記録(9回)になる白鵬には期待しています。
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