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ベティス対Rマドリード

2023-12-15 21:47:45 | ワールドサッカー
DAZNで放送されていた、ラリーガのベティス対Rマドリード(以下レアル)を見ました。結果は1-1の引き分けでした。地方都市のセビリアを本拠地にするベティスですが、5万人近い観衆が3階席まで入り、さすが相手がレアルで盛り上がっていました。レアルの試合を見るのは久しぶりだったので、布陣が4-4-2になっていて、写真のバルベルデとクロースがダブルボランチを組み、ロドリゴとモドリッチの2トップだったのはちょっとした驚きでした。

特に、主に攻撃面で力を発揮してきたバルベルデが、ボランチで守備の仕事が多くなるのはどうかとも思いましたが、彼は運動量だけでなく瞬間的なスピードがあり、相手のカウンターに追いついてギリギリのところでマイボールにする技術も持っていました。予想通り、レアルがボールを握って、ベティスは自陣に2ラインを引いて我慢する試合でしたが、ベティスにはトップ下に元レアルのMFイスコがいたのが鍵になりました。

イスコは去年までレアルに在籍していて、レアルの弱みも良く知っており、クロースのところにプレスに行って相手のパス回しを遅らせるなど効いていました。それでも、負傷者続出で開幕当初では予想もしていなかったような急造布陣になったレアルが、各自がそのポジションの役割を理解していて、仮に誰かが上がれば他の選手がカバーする約束事もこの試合の面白さでした。

レアルでは、今季トップ下で起用されて二桁得点とブレイクしたベリンガムが効きました。この日は左MFで、FWながらウイング的に効いていたロドリゴを走らせるプレーが主体でしたが、右MFのブラヒミ・ディアスからのスルーパスでDFライン裏にうまく飛び出して、右肩付近でコントロールしてから放ったシュートが右サイドネットに刺さってレアルが先制します。

もっとも、レアルの負傷者続出のチーム事情は、交代出場した選手がなかなかスタメン選手を超えるようなタスクを出しにくいという弱みもありました。ベティスにはスーパープレーが出て、右SBのルイバルが味方クロスのこぼれ球に反応して放ったロングシュートが、GKルニンが触れないところにうまく飛んでベティスが同点に追いつきます。

最後は味方クロスを頭で合わせたイスコのシュートがポストを叩いてノーゴールになるなど、レアルはほんの少し運も味方して、何とかこの困難なアウェイ戦を引き分けに持ち込みました。スペインのような伝統国のアウェイ戦は、レアルのような世界の強豪にとっても楽なものではないということが、映像ながらちょっと感じられました。

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