浦和監督ミシャの3-6-1と4-1-5を使い分けるシステムは自分で考えたもので、当時世界を席巻していたアリゴ・サッキのゾーンプレスの4-4-2に勝てるサッカーをと思いついたものです。確かに、4バックの相手にはアウトサイドが面白いように空く、苦しくなったら5バックにして手堅く守るという、二つの策を両立しているところは面白いと思います。
このオフ、病気と寒さの影響で行動に制限のあった私は、スカパーで何度かあった無料放送で、かなりたくさんの欧州サッカーを見てみました。今回から全試合ブログ化に挑戦したので、レッズサポの方にはマニアックなネタが多いと不満だったかもしれません。それを見た印象では、4-1-5と5バックは、どちらかならやっているチームはあります。両立しているところがミシャのオリジナルです。
今回ネタにするユベントスは、その5バックをやります。リーグ最小失点と5点以上取っている選手が6人いる堅守速攻で今季は優勝目前で、先週のインテル戦でも速攻から2点取って勝利しています。ユベントスが優れているのは、前に速いチームは世界中にたくさんあると思いますが、後ろにも速いことです。
強いチームはカウンターを食わないのは私が見た限りでは世界共通のようで、バルセロナあたりもカウンターになりそうな場面で驚異的な帰陣力で未然に芽を摘んでいます。この試合ではピルロがいい出来でした。ピルロは1対1で守備をすると、思わずファウルをしてしまう欠点がありますが、後ろからゲームを作れるパスの能力は非常に高いです。
この試合でも、トップのマトリの足元に、正確に浮き球を通せる絶妙の配球を見せており、トラップが正確でパスに行くまでの動作が速いので相手はファウルで潰すこともできません。FKだけで5得点挙げているのもさすがです。
インテルはイタリア代表クラスを3人並べるユベントスの前に、なかなか形を作らせてもらえず、ゲームを作るカッサーノがプレスをくぐるためにどうしても端の方に行かされていました。一回、後ろからパラシオが全力で突っ込んできたのに横パスを配球すると、ユベントスのCBが対応できず一旦同点にしていますが、これくらいしかいい場面はありませんでした。
インテルはエースストライカーのミリートが負傷欠場中で、今季絶望です。この試合は長友も負傷明けで出場しませんでした。ミリートの代役パラシオが10点取り気を吐いていますが、ポストプレーヤーではないので思ったような攻撃はできていない印象です。また、トップ下をアルバレスからグアリンに代えて動きが改善しました。
ドリブラーのグアリンは現役コロンビア代表で、W杯に出てくれば世界にインパクトを残す可能性もある選手だと思いますが、この日はW杯予選で南米から戻った直後の試合だったのでベンチスタートでした。彼がトップコンディションでプレーすれば、インテルも欧州CL圏内の3位は狙えるかもしれません。
このオフ、病気と寒さの影響で行動に制限のあった私は、スカパーで何度かあった無料放送で、かなりたくさんの欧州サッカーを見てみました。今回から全試合ブログ化に挑戦したので、レッズサポの方にはマニアックなネタが多いと不満だったかもしれません。それを見た印象では、4-1-5と5バックは、どちらかならやっているチームはあります。両立しているところがミシャのオリジナルです。
今回ネタにするユベントスは、その5バックをやります。リーグ最小失点と5点以上取っている選手が6人いる堅守速攻で今季は優勝目前で、先週のインテル戦でも速攻から2点取って勝利しています。ユベントスが優れているのは、前に速いチームは世界中にたくさんあると思いますが、後ろにも速いことです。
強いチームはカウンターを食わないのは私が見た限りでは世界共通のようで、バルセロナあたりもカウンターになりそうな場面で驚異的な帰陣力で未然に芽を摘んでいます。この試合ではピルロがいい出来でした。ピルロは1対1で守備をすると、思わずファウルをしてしまう欠点がありますが、後ろからゲームを作れるパスの能力は非常に高いです。
この試合でも、トップのマトリの足元に、正確に浮き球を通せる絶妙の配球を見せており、トラップが正確でパスに行くまでの動作が速いので相手はファウルで潰すこともできません。FKだけで5得点挙げているのもさすがです。
インテルはイタリア代表クラスを3人並べるユベントスの前に、なかなか形を作らせてもらえず、ゲームを作るカッサーノがプレスをくぐるためにどうしても端の方に行かされていました。一回、後ろからパラシオが全力で突っ込んできたのに横パスを配球すると、ユベントスのCBが対応できず一旦同点にしていますが、これくらいしかいい場面はありませんでした。
インテルはエースストライカーのミリートが負傷欠場中で、今季絶望です。この試合は長友も負傷明けで出場しませんでした。ミリートの代役パラシオが10点取り気を吐いていますが、ポストプレーヤーではないので思ったような攻撃はできていない印象です。また、トップ下をアルバレスからグアリンに代えて動きが改善しました。
ドリブラーのグアリンは現役コロンビア代表で、W杯に出てくれば世界にインパクトを残す可能性もある選手だと思いますが、この日はW杯予選で南米から戻った直後の試合だったのでベンチスタートでした。彼がトップコンディションでプレーすれば、インテルも欧州CL圏内の3位は狙えるかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます