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長い距離も速い(原口元気)

2013-04-07 19:17:02 | 浦和レッズ
昨年、浦和はリーグ3位とACL出場権を取る結果を出しましたが、厳しいことを言えば1トップ、右アウトサイド、ストッパーは補強ポイントだと思っていました。昨年、1トップは原口元気選手が出場することが多かったですが、ボールが収まらずフィジカルで潰され、ゴールも6点とFWとしては不満な数字でした。

今季、1トップ候補に鹿島から興梠を補強した浦和では、原口のポジションはなくなる可能性もありました。トップ下も、昨年はマルシオと柏木が好調で、浦和では最も「空かない」ポジションでした。しかし、今季の原口は3得点とチーム得点王の活躍で、不可能と思われたマルシオのポジションを奪う展開です。

原口自身の話では、昨年1トップで厳しいプレッシャーを受けたので、トップ下は比較的楽にプレーできるそうです。もともと、原口はスピードのある選手なので、2列目からトップスピードで飛び込んでくれば相手は嫌でしょう。全北のように最終ラインがスピード不足ならなおさらです。

こういう、後ろから出た方が点を取れる選手にはG大阪のパウリーニョがいます。パウリーニョはJ1、J2合わせて100点以上取っている実力は十分なFWですが、瞬間より長い距離の方が速いので、トップ下気味に置いて勢い良く飛び出させると持ち味が出ました。

この甲府時代のパウリーニョに、浦和がずいぶんやられた記憶は鮮明です。当時の甲府はハーフナーマイクの1トップで、パウリーニョは左MFに置かれました。ストライカーのパウリーニョがおとなしく左MFに固定されてクロスを上げているはずはないと思っていましたが、パウリーニョが何をやるかは1サポーターの私には予想できませんでした。

パウリーニョの位置こそ左MFでしたが、それは浦和CBのマークから逃げるためで、役割は点を取ることでした。2点を取ったパウリーニョの活躍で、浦和はスコアこそ1点差でしたが完敗でした。原口もこのように、点を取ることがミッションになるでしょう。香川真司が欧州で活躍できたのも点を取れたからで、原口も海外志向があるらしいので、まずは浦和で結果を出してからでしょう。

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