オフネタ恒例の昔の代表戦は、2016年の日本代表サウジアラビア戦の記憶です。当時、日本代表を率いていたハリルホジッチ監督は、初戦のUAE戦でまさかの黒星を喫し、その後2勝1分けと持ち直したものの、このサウジアラビア戦は勝利が必要な試合でした。ハリルホジッチ監督時代は4-3-3が定番でしたが、この日は3枚のMFの一角に、トップ下タイプの清武を起用してきました。
4-3-3のMFにトップ下タイプを置くと、残り二人の山口蛍と井手口の動きがほとんど守備になってしまうデメリットもありますが、それを覚悟しても清武をトップ下で起用したい狙いは見て取れました。清武がうまくさばいてくれるので、両サイドのFWの原口と久保裕也が思い切って仕掛けることができました。そのマイナスのクロスを清武が放ったミドルシュートが、相手DFのハンドでPKになります。
このPKは清武が自ら決め、日本としてはこのしびれる試合で大事な先制点を取っておけました。相手1トップのアル・サハラウィは2次予選得点王という触れ込みでしたが、日本の吉田麻也と昌子の守備に嫌がって下がり出し、ボールを受ける位置はタッチライン際と全く怖くありませんでした。これなら勝てるだろうと思えた勝負でしたが、相手サウジアラビアの監督がオランダ代表で2010年W杯準優勝のファンマルバイク氏というところが出てきます。
日本が、サウジの両サイドの攻撃的MFをうまく消せていたこのゲームでしたが、次第にファンマルバイクは攻撃の中心を両SBに切り替えてきました。サウジのサイドからクロスが上がるようになったこのゲームはわからなくなりますが、それでも80分に原口が2点目を入れたことで勝てそうでした。それが際どいゲームになります。
FWにターゲットマンのアル・シャムラニを置いてクロスでゴールを狙わせたファンマルバイクの手で、1点を返し最後までゴールに迫りました。最後、アル・シャムラニのヘディングシュートがGK西川の正面に飛んだことで事なきを得ましたが、決まっていたら「さすがファンマルバイク」とブログに書いたことでしょう。それくらい、最後は冷や汗をかいていました。
もちろん、チーム全体の戦力の差もあるので、単純にハリルホジッチ監督がファンマルバイク監督を上回ったとは言えないですが、世界を股にかける名将同士の知略を尽くした攻防はさすが最終予選でした。こういう試合が見たいから、私はW杯最終予選に惹かれるのでしょう。
4-3-3のMFにトップ下タイプを置くと、残り二人の山口蛍と井手口の動きがほとんど守備になってしまうデメリットもありますが、それを覚悟しても清武をトップ下で起用したい狙いは見て取れました。清武がうまくさばいてくれるので、両サイドのFWの原口と久保裕也が思い切って仕掛けることができました。そのマイナスのクロスを清武が放ったミドルシュートが、相手DFのハンドでPKになります。
このPKは清武が自ら決め、日本としてはこのしびれる試合で大事な先制点を取っておけました。相手1トップのアル・サハラウィは2次予選得点王という触れ込みでしたが、日本の吉田麻也と昌子の守備に嫌がって下がり出し、ボールを受ける位置はタッチライン際と全く怖くありませんでした。これなら勝てるだろうと思えた勝負でしたが、相手サウジアラビアの監督がオランダ代表で2010年W杯準優勝のファンマルバイク氏というところが出てきます。
日本が、サウジの両サイドの攻撃的MFをうまく消せていたこのゲームでしたが、次第にファンマルバイクは攻撃の中心を両SBに切り替えてきました。サウジのサイドからクロスが上がるようになったこのゲームはわからなくなりますが、それでも80分に原口が2点目を入れたことで勝てそうでした。それが際どいゲームになります。
FWにターゲットマンのアル・シャムラニを置いてクロスでゴールを狙わせたファンマルバイクの手で、1点を返し最後までゴールに迫りました。最後、アル・シャムラニのヘディングシュートがGK西川の正面に飛んだことで事なきを得ましたが、決まっていたら「さすがファンマルバイク」とブログに書いたことでしょう。それくらい、最後は冷や汗をかいていました。
もちろん、チーム全体の戦力の差もあるので、単純にハリルホジッチ監督がファンマルバイク監督を上回ったとは言えないですが、世界を股にかける名将同士の知略を尽くした攻防はさすが最終予選でした。こういう試合が見たいから、私はW杯最終予選に惹かれるのでしょう。
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