12&13日に北岳に登り、念願の北岳草を拝んできました。
今ほど鹿の食害がなかった時でも、絶滅の危機が叫ばれていた可憐な植物です。
温暖化の影響で、最盛期が梅雨半ばから6月半ばに移行しつつあるそうですが、
今年は雪が多かったせいか、この梅雨の晴れ間に美しい蕾も満開も同時に拝めました。
しかし、この登山者の多さは・・・・・・・
そして殆どの人が「見ましたか?」「どこですか?」「わあ~、あった!あった!」と、
花に接近し、撮影しています。カメラは三脚つき、デジタル一眼レフレベルから
携帯電話クラスまで色々ですが、とにかく写真を撮るうちに、
何人かは夢中になって自分の足元の北岳草に気づかず、踏んづけてそうになっているのです。
どこの山でも見かける風景ですが、本当に切なく、情けない思いで一杯になります。
もちろん、私や夫がそばに居る間は、「貴方の足元にも小さな株がありますよ!
気をつけて!!」と、やんわり注意したりするのですが、そんな時間は僅かです。
高山植物の最盛期ですから、白山一花(はくさんいちげ)やお山のエンドウなど、
被写体としては、ずっと豪華で素晴らしい花がたくさんあります。それらは無視して(?)、
珍しい植物らしいから!と、北岳草に集中するのは、いかにも悲しいです。
温暖化のせいで、猿や鹿が高山に上がってきて、植生がかわり、
雷鳥や高山植物は衰退の一途だそうです。
地球規模で各人が、何ができるのかを考えねばならない時代ですが、
自分も撮影をしているのですから他人を規制できるわけもなく、
では、私にできるのは何だろう??と考えさせられた山行でした。
今ほど鹿の食害がなかった時でも、絶滅の危機が叫ばれていた可憐な植物です。
温暖化の影響で、最盛期が梅雨半ばから6月半ばに移行しつつあるそうですが、
今年は雪が多かったせいか、この梅雨の晴れ間に美しい蕾も満開も同時に拝めました。
しかし、この登山者の多さは・・・・・・・
そして殆どの人が「見ましたか?」「どこですか?」「わあ~、あった!あった!」と、
花に接近し、撮影しています。カメラは三脚つき、デジタル一眼レフレベルから
携帯電話クラスまで色々ですが、とにかく写真を撮るうちに、
何人かは夢中になって自分の足元の北岳草に気づかず、踏んづけてそうになっているのです。
どこの山でも見かける風景ですが、本当に切なく、情けない思いで一杯になります。
もちろん、私や夫がそばに居る間は、「貴方の足元にも小さな株がありますよ!
気をつけて!!」と、やんわり注意したりするのですが、そんな時間は僅かです。
高山植物の最盛期ですから、白山一花(はくさんいちげ)やお山のエンドウなど、
被写体としては、ずっと豪華で素晴らしい花がたくさんあります。それらは無視して(?)、
珍しい植物らしいから!と、北岳草に集中するのは、いかにも悲しいです。
温暖化のせいで、猿や鹿が高山に上がってきて、植生がかわり、
雷鳥や高山植物は衰退の一途だそうです。
地球規模で各人が、何ができるのかを考えねばならない時代ですが、
自分も撮影をしているのですから他人を規制できるわけもなく、
では、私にできるのは何だろう??と考えさせられた山行でした。