秦野からの帰路、小田急線内で尿意をもよおした。やっぱ、「ジャン酎」1リットルは膀胱がぱんぱんになる。新宿駅着、すんでのところで事なきを得た。膀胱がスッキリしたところで、今度はお腹が減った。新宿で降りて、炒飯でも食べるか。「岐阜屋」で。
この日の「岐阜屋」も空いていた。横丁方面から入ると空席が目立った。丁度、二人組の男性客が勘定を終えて店を出るところで、そのうちの一人は足が不自由と見えて、店の周囲に張られているビニールの扉をめくってあげようとしたところ、なかなかめくれず、一瞬その男性は「何してんだ」と厳しい一瞥をくれた。ニコニコしながら、ようやくビニールをめくったら、男性は自分の意図を分かってくれて、笑顔を返してくれた。
椅子に座り、「紹興酒」をオーダー。続けて、「炒飯」を頼もうとした瞬間、無性に「蒸し鶏」が食べたくなり、急遽変更。
すると、隣に客が来て、「生ビール」と「煮込み」を立て続けにオーダーした。
煮込みだって?そんなものあるのか。
壁のメニューを探したが、煮込みなんてない。どういうことだ?
裏メニューなのか。気になるな。「岐阜屋」の煮込み。
「蒸し鶏」をつつきながら、「紹興酒」をおかわりしたら、お腹が落ち着いた。今日はもう「炒飯」はやめて帰るか。
で、次来た時は、その「煮込み」とやらをいただくことにしよう。
「蒸し鶏」を無視する訳にはいきませんね。
「煮込み」は、壁のメニューには貼ってないんじゃないかなぁ。
今度頼んでみます。
いつも大瓶に蒸し鶏、だからでしょう・・・・。
食べてる人もほとんど見ない気がする~。
れっきとした中華なのですが、「煮込み」があるんです。最近はもう、冒険などしないで、馴染みのお店に行くことが多くなりましたよ。