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蕎麦屋さすらい 006 - つけ汁の甘さったら - 「名代 箱根そば」(千代田区神田佐久間町)

2016-05-13 17:01:18 | 蕎麦屋さすらい

アキバの昭和通りは路麺の激戦区である。

その中でも、駅ナカの「あじさい茶屋」を除いた店舗にあって、最も好立地にあるのが、「名代 箱根そば」だ。

秋葉原駅昭和通り口を出て、右手徒歩30秒のところにある。

その立地を活かして、店はいつも賑わっている。

 

「箱根そば」といえば、小田急線の駅そばだが、何故かこのアキバ店、小田急とは縁もゆかりもない場所に店を構えている。

 

店舗入口に券売機1台を置く。このマシン、Suica、パスモの使用可。

店内は中央に巨大なアイランド形式の立ちテーブルを据え、店の西側の壁は椅子のカウンター、同南側のスペースにテーブル席×2を用意している。

 

「もり」、290円。

汁は甘め。

つけ汁で、こんなに甘いはずはないだろうと思って、実は「もり」と「かけそば(280円)を同時に注文して食べ比べてみた。

すると、両者の汁はほぼ同じ甘さであった。

かえしの砂糖が多めかもしれない。

 

そばはやや太い。生そばだが、そば粉の比率は高くなさそうだ。

4割?いやいや。

3割?

まさか、カープの石原慶幸捕手の打率以下とか?

とにかく、喉ごし、薫りとも味気ないこと甚だしい。

まぁ、290円で文句を言えるものではないのだが。

 

「えび天そば」は汁と天ぷらが絶妙にマッチした。

天ぷらは甘めのつゆがうまい。

えび天は2本。衣は厚くなく、店で揚げているから、おいしい。

 

なお、店内にそば湯はない。

厨房に「そば湯」のお願いをすれば、お椀に入れて出してくれる。

だが、これがなかなか面倒くさい。厨房に声をかけるため、離席する必要があることと、お椀からそば猪口に「そば湯」を入れるのが難儀という2点。

 

「箱根そば」は会社から比較的遠く、わざわざ食べにはいかない。

つけ汁の甘さもボクにとっては苦手だ。

ただ、アキバ昭和通り口の中では最高の立地を誇り、ある意味ではリッチなのかもしれない。

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