田町駅前の森永ビル。この地下に、エンゼル街という飲食店街がある。
さらにその一角に立ち食いそばがあり、夜になると立ち飲み屋と化す、と人から聞いた。
果たして行ってみると、なるほど本当にその店はあった。
どこからどう見ても、立ち食いそば屋である。
カウンターは12,3人も立てば、満員だろう。すでに5,6人の人が立って、お酒を飲んでいる。だが、そのカウンター以外にも幾つかの集団が、グラスを片手 . . . 本文を読む
名古屋駅の新幹線ホームにたたずむ、きしめん屋がおいしいと言う人がいる。
だが、わたしはそう思わない。
新幹線ホームはばたばたしすぎている。新幹線が来るまでの時間に、サッときしめんを食べてしまおうと思う人がいっぱいいるらしい。
そんなバタバタする中で食べたら、おいしいものもおいしくない。そもそも、混雑している中で忙しなく食べるのが嫌いなんだ。
それならば、在来線のホームにあるきしめん屋で食べ . . . 本文を読む
居酒屋とは呼べないものの、これまで2回ほど訪問し、おいしい中華をいただいた「碧麗春」。今回、3回目の訪問となった同店について、そろそろ掲載しておく必要があるだろうと考え、採りあげる事にした。
「碧麗春」と書いて「ビーリィチュン」と読む。
芝のセレスティンホテル内にある上海料理店だ。
豪壮な木の扉に達筆な楷書で彫られた金の文字。そして、その隣の白 . . . 本文を読む
コンノートプレイスは落ち着いた街だった。
Ringoゲストハウスに着いた後、わたしはしばらく街を探索したが、パハルガンジに比べると刺激が少なかった。
人の数は少なく、圧倒的なパワーに欠けていた。インド人の服装も洗練されており、中にはジーンズをはく若い女性も目に付いた。食堂といった風情の店はなく、どちらかといえばレストランといった店が軒を連ねていた。もし、わたしがインドに疲弊していた旅人だったら . . . 本文を読む
小川町に立ち飲みが増加しているという話しを聞き、万世橋を渡って出かけてみたが、いっこうに立ち飲み屋は見つからなかった。
気が付くと、神保町まで歩いてしまい、それならば以前、店に入れなかったお茶の水の立ち飲み屋「ピン」に行ってみようと思い立ち、坂をのぼった。
5か月ほど前、「ピン」に行ってみると、消防車がたくさん駆けつけていた。悪いタイミングの日もあるもんだ。結局、その日「ピン」には入れずに、違 . . . 本文を読む
9年ぶり。実に9年ぶり。
居酒屋放浪記NO.0040 ~ピーマンレバーがバカうま~「中華料理 香喜」(台東区寿)
「香喜」のピーマンレバーを食べるのは。
やっぱり、バカうま。今でもバカうま。これだよ、これ。
ビールが欲しくなる。このバカうまさ。
変わらないな。この味。
ニラレバというメニューはポピュラーだが、ピーマンレバーとは聞かない。
ニラレバより、断然ピーマンの方がレバーにあ . . . 本文を読む
なんか、最近角打ちづいている。
浜松町の玉川酒店、河米伊藤酒店、そして有楽町の食安商店への相次ぐ訪問。そして今回は神田の中屋酒店である。
都心のしかも山手線の内側で、脈々と角打ちが息づく。
別段、神田に用事があるわけではなかった。
けれど、神田にはなんか忘れ物をしているような気がしていた。立ち飲みラリー山手線編は、なんだか神田だけ急ぎすぎてしまい、その結果クリアできていない . . . 本文を読む