もう ”さよなら”したのに、「パンスターズ彗星」

５月９日ａｍの撮影をもって、『パンスターズ彗星』とお別れだった筈なのですが・・・
なぜか未だ梅雨に入っておらず、連日晴れが続いてもう体力の限界。昨夜も何を撮るかの心の準備も無く、とにかく晴れてるんだから撮影しなければ”もったいない”　と機材設営。こんな気持ちになるのは、夜間晴天日が月平均５日も無い日本海側の天候事情のせいです。（詳細は２／２１　を参照）
そんな訳で、昨夜は設営した機材がＲ２００ＳＳにエクステンダー装着だったもので、一番目には「りゅう座の銀河トリオ」（初挑戦）を２時間ほど撮影。残りの時間に撮るものが思い当たらず、近くにいた『パンスターズ彗星』を撮る事にしました。白枠は撮影したｆ＝１５００ｍｍの写野角。・・・・・（ステラナビゲータ ９　AstoroArts Inc.）すでに遠ざかって暗くなっていたのですが、彗星の軌道面と交差したため広がった尾を真横から見る事になり、最近の写真では細く長い直線の尾が見えていました。再度撮る気にさせたブログＳｔａｒｌｉｇｈｔＤｒｅａｍ写真
本来は３００ｍｍ位の明るい望遠レンズが暗く長い尾の撮影に適しているのですが、連日の夜なべで気力も萎えていたため、なんと銀河の拡大撮影（ｆ＝１５００ｍｍ）に引き続き、そのまま同じで彗星の頭部を狙う事にしました。
（恒星位置を基準にコンポジット・・・約５０分間の彗星の移動です。）
（彗星核の位置を基準にコンポジット・・・こちらの方が彗星の移動が実感できる？）
撮影ＤＡＴＡ：　２０１３／０６／０４　０１時４８分～　Ｒ２００ＳＳ＋純正エクステンダー（合成ｆ＝１５００mmm） 露出２分を２４枚コンポジット　ＩＳＯ３２００　Ｃｏｏｌｅｄ６０Ｄ（外気温１４℃　冷却－９℃）　ＥＭ－２００赤道儀　PHD Guiding ステライメージ７ 他

==========================================昨夜まで、４夜の内３夜に撮影を行いました。薄明が早いため、朝４時前には片づけてふとんに入るのですが自宅撮影とはいえ、これだけ続くと・・・。今夜は薄雲があったため安心して、おやすみなさい。

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