雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

VC200Lで系外銀河 初ショット! だったのですが・・

2014年09月21日 | 天体写真(系外銀河)
昨夜は待望の晴れ予報(ただし後半薄雲が出そう)で昼間から落ち着かない事この上ない。
昨今の天候から、とにかく晴れてさえくれればなんとでもなるの心境。
撮影スケジュールを何度も練り直し、VC200L初ショットのお披露目にはやっぱりこれだろうと、
ダメもとで1時過ぎから薄明まで約3時間をアンドロメダ銀河(西側)の撮影に当てました。
そこでお見せする記念すべきVC200Lでの系外銀河初ショットはこれ。

NGC6946銀河とNGC6939散開星団  (ケフエウス座)
撮影DATA: 2014/ 9/ 20 19:59’~ VixenVC200L + レデューサー(合成f=1,278mm F6.4
露出 15分×4枚、10分×8枚コンポジット  ISO 2500 Cooled 60D (気温16℃ 冷却-4.5℃) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
スミマセン。 アンドロメダ大銀河は予定通り薄明までの3時間撮影したのですが・・
日が替わったころから空の透明度が落ちてきて、まだ処理していないのですがたぶん期待はずれかと。
むろんやっと晴れた中で撮ったものですので、絶対ブログには掲載します。(キッパリ!)
この画像も一晩に3タイトル撮影するために、まだ一家団欒で空の明るい20時前から撮影を開始しました。
( 空の明るさをごまかすために派手目になっております。)
下は撮影中のおりおんショットです。
時間が無くて大急ぎで画像処理したら色がおかしくなっちゃった。(ほんとは鏡筒は白なんだけど)
TAMRON Zoom(F17mmF2.8) 30sec×4枚 ISO1600 KissDX(FIL改)

気になるオートガイドの精度ですが、
( 画像クリックで等倍画像表示 )
約2時間20分のガイドエラーで、西⇒東方向に29ピクセルほど移動しています。
10分露光で2ピクセルというのは、VC200Lの星像3ピクセルとすれば
レデューサーなし(f=1800mm)の場合はきびしい結果と言えます。

今回のVC200L+レデューサー(f=1278mm)に近い焦点距離ということで、
以前に撮影したR200SS+1.4X(f=1120mm)の画像と比較してみます。
(銀河部分を同じ画素数でトリミング)
 
左が今回、右が以前にR200SS+1.4Xで撮影したもの(カメラは同じ60D)
総露光時間は以前のものは80分で、今回の方が140分と長くなっています。

今回、処理の終わった画像を見てドキッした話ですが、
( これはわかりやすいよう誇張した画像です。)
画像の右上に巨大なカゲリが見つかりました。
最初は購入したVC200L鏡筒自体に問題があるのかとも考えたのですが、
原因がわかりホットしました。
カメラ内に装着したFFフイルタに綿のようなものが付いていました。
フィルタはときどき清掃し、普段はボデイキャップを付けているのに
どうしてこんなものが付着したかは謎です。
(*ブログ更新したあとに考えついたのですが、撮影時外したボディキャップをズボンのポケットに・・)

今考えたら、残りの未処理の撮影画像すべてにこのかげりがついていそうです。
徹夜したのに、成果がかんばしくありません。

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昨日は朝から良い天気で、選択物を干していた家内が
「最近見ないと思ったらこんなとこにいたよ」 と教えてくれました。
いつも玄関ドアのフレームに乗っかっているアマガエルがいたのですが、
「同じカエルとは限らない」 と わたしが言ったら、夢が無いと叱られました。

雲上くもがみ
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コメント (8)
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