雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

アンドロメダ銀河(西部) 2日後のリベンジ

2014年09月24日 | 天体写真(系外銀河)
20日夜はVC200Lの初の系外銀河の撮影ができたのは良かったのですが、
後半は薄雲により透明度の悪い空に変わってしまいました。

ただ幸いな事にその2日後、素晴らしい星空に巡り合う事ができました。
今回はその中から一番最後に撮ったアンドロメダ銀河(西部)を先にお見せします。
このタイトルは20日にも同じ構図で撮っていますので比較してみてください。

まずは当日の透明度の良さをわかっていただくため、撮影中のおりおんショットです。
( 画像クリックで拡大表示 )
TAMRON Zoom (f=17mmF2.8) 30秒×5枚コンポジット ISO1600 kissDX(SEO-SP2)
中央付近にアンドロメダ銀河、筒先にカシオペア座のくずれた"M"の字、右上はペルセウス座になります。
ソフトフィルタを使っているとは思えない星空になっています。

アンドロメダ銀河 (西部) (アンドロメダ座)
2014. 09. 27 フラット処理した画像とさしかえました
( 上 が北の方向 )
撮影DATA: 2014/ 9/ 23am 01:13’~ VixenVC200L + レデューサー(合成f=1,278mm F6.4
露出 15分×12枚コンポジット  ISO 1600 Cooled 60D (気温13℃ 冷却-5.5℃) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
前回の教訓からISO感度を1600に戻し、そのかわり露光を15分に延ばしました。

最初にコントラストの低い撮影画像を見たとき、すこしガッカリしました。
しかし、わたしのお気に入りの写真集『FAR OUT』の画像を見ると、
もともとが余りめりはりのある領域ではないようです。
おまけに、左下の輝星には、やはり青いリングが取り巻いていました。(笑)

最高の空だったのですが、「天体アルバム2014」の仲間入りとするにはまだ問題があります。
画像処理前の中央付近の等倍画像です。
一枚(15分露光)あたり約6画素、西から東に星が流れています。
これは明らかに許容範囲を越えており、この流れを1/3以下に圧縮しないと
VC200Lの良さ(星像の鋭さ)が生きてきません。
これはこの機種の購入を決めた時からの最大の課題となっています。

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ぐっすり寝て、昨日の仮の処理画像を見たら
コテコテのケバいものっだったのでやり直しました。
次回以降、この前に撮ったM27あれい星雲まゆ星雲をお見せする予定です。

雲上くもがみ
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コメント (10)
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