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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
より彼方へ 天体アルバム[銀河系](講演会資料その6)
2014年09月01日
|
天体写真よろず話
今回は講演会報告 最後のテーマの2回目になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは「太陽系」をはなれて、
わたしたちの所属する「天の川銀河」の中にある星の集団や星雲を見ていきます。
これからは距離の単位を
Km
では無く、光が1年で進む距離“
光年
”を使っていきます。
1光年は約9.5兆キロメートルです。
( 画像クリックで拡大表示できます )
太陽の周辺は星がまばらで10光年以内には7個の星(恒星)しかありません。
(一番近い星ケンタウル座α星までは約4光年)
いきなり433光年までとんだのは、星だけでは見栄えがしないので撮っていないだけです。
(決して写す事ができないという事ではありません。)
この画像は反射望遠鏡で撮ったもので、かなりの拡大撮影になります。
日本名では「昴(すばる)」と呼ばれ昔から親しまれていますが、
空を見上げたときその姿は小さくてぼんやり見えます。
南の空で見かけの大きな惑星状星雲ですが、肉眼でみる事はむずかしいでしょう。
年老いて不安定になった星がガスを放出した姿ですが、。中央にその星が写っています。
これも先ほどの「らせん星雲」と同じ惑星状星雲ですが、見ている方向のちがいで形が変わって見えます。
斜め下方向からみれば、らせんのように見えるのではと言われています。
「オリオン座の馬頭星雲」・・この星雲の名前は結構有名なのではないでしょうか?
明るい星雲をバックに蒸発しつつある冷たいガスの集まりが
シルエットで馬の頭の形に見えています。
前にお見せした「カニ星雲」と同じ超新星爆発のなごりなのですが、
カニ星雲が約千年前だったのに比べ、こちらはなんと5万年前に爆発したそうです。
そのため爆発による衝撃波は反対側にも大きく広がっています。
これが東側に広がった星雲です。
色鮮やかなベールの美しい姿は同じですが、形はそれぞれ個性的です。
「肉眼でも良くみえますよ」といえる星雲は、このオリオン大星雲くらいかも知れません。
当然写真にもよく写ってくれます。
ただ冬のオリオン座の星雲ですので、雪国越後ではなかなか見る機会は少ないかも知れません。
これは「ビクセンギャラリー」という望遠鏡メーカーの写真コンクールに始めて入賞した作品です。
(金・銀・銅の銅賞でしたが・・)
赤い星雲から黒い帯がたなびいているように見えます。
写真ではとても大きく派手な星雲ですが、目には感じにくい赤い星雲です。
わたしにはバラというよりドクロや犬の顔にも見えてきます。
既にお見せした干潟星雲の上にあった小さな星雲のクローズアップ写真です。
ハッブル宇宙望遠鏡
の画像でこの星雲の一部を撮影したものがあります。
かたつむりの角のような先端では星が生まれようとしているそうです。
(ただし5200年前のはなしですが・・)
これも
ハッブル宇宙望遠鏡
の画像で有名になった「創造の柱」がある南天の星雲です。
3本の濃いガスの柱の中で星が生まれるところだそうですが・・
これは7000年前の姿で、このあと柱は吹き飛ばされて現在はなくなっているそうです。
これも写真には写しやすい星の集団です。
今では星の集まりだという事がわかっていますが、望遠鏡のなかった昔は
2つの星と思われて、それぞれ星の名前が付けられていました。
この泡のような星雲は内にある星の恒星風によってできたとの事ですが、
惑星状星雲と、どうちがうのか、勉強不足でよくわかりません。
これは北の空でもっとも見事といわれている球状星団です。
球状星団は天の川銀河を取り巻くように150個ほど見つかっています。
とても年老いた数十万個の星の集団だそうです。
これは天の川銀河の中心方向です。
銀河中心は本来ならまぶしいくらい星が密集しているはずですが、
分厚いガスやちりで見ることはできません。
銀河の直径は10万光年、半径は5万光年ですから
私たちは銀河のやや外側の方にいる事がわかります。
次回は講演会報告の最終回
天体アルバム[銀河系外]
になります。
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