雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

曇り空はゲット! 次は星空をお願い

2014年09月18日 | 機材
昨夜はフラット画像が撮れそうな雲模様でしたので機材を設営しました。
わたしの場合フラット補正用の画像には、直接曇り空を撮っているのですが、
この時期は冬とちがってなかなかいい曇り空になってくれません。

雲に濃淡がありそうなのですが、長焦点で狭い範囲なので何枚も撮って平均すれば大丈夫そう。
翌朝、明るくなってから見上げた空です。
地面がぬれており、夜中に雨が降ったようです。
晴れてくれないのでこんな事をやっているのですが、いざ雲を撮るとなると
コメントをくれたやまねももんがさんも言ってられるように
むらの無い曇り空はなかなか難しいのです。(それに淡くても星が写ったらアウト)

昨夜撮った画像を重ね合わせてフラット画像を作成しました。

VC200L+レデューサー (f=1,278mm F6.4)
20秒×24枚コンポジット ISO2500 冷却-3.5℃ Cooled60D

VC200L (f=1,800mm F9.0)
3分×12枚コンポジット ISO2500 冷却0℃ Cooled60D
VC200L単独のフラット画像に光量の偏りが見られますが、
構造的にカメラ取り付け部が弱いため傾いてしまったと考えられます。
レデューサー付きのフラット画像を見ると光軸も合っていそうです。(ラッキー!)

これまでのR200SSでは感度をISO1600で統一してきましたが、
VC200Lではかなり暗くなるためISO2500で行く事にしました。
それでもかなりの長時間露光が必要となります。

基本の露光時間としては
VC200L+レデューサー(f=1,278mm F6.4)・・・15分
VC200L (f=1,800mm F9.0)・・・・・・・・・・・・・20分
1時間にわずかな枚数しか撮れません。(雲通過によるリスクも大)

大変な時間をかけてダーク画像の撮影も行いました。
あとは晴れてさえくれれば、こんなものを撮る予定です。
M27あれい状星雲はf1,800mmで、他はレデューサー(f1,278mm)を付けて撮る予定です。

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フラット画像はまだいいのですが、ダーク画像は
各温度毎に実際の露光時間に合わせて撮らなければなりません。
おまけにダーク画像も重ね合わせを行うので何枚も・・

雲上くもがみ
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コメント (8)
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