雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

「星さえ見えればなんとかなる。」・・撤回します!

2014年09月23日 | 天体写真よろず話
先日のブログ記事の中で、あまりに星が見えない天気が続くので
晴れてさえくれればなんとかなるのに」 と書きました。
すると20日の夜、星が顔を見せてくれてVC200Lで待望の系外銀河の撮影を行う事ができました。

最初に撮影したNGC6946銀河と散開星団NGC6939はすでにお見せしました。
この撮影の時はまだ時間が早かったため空が明るかったものの
透明度が良く、なんとか画にすることができました。
その後 薄雲が出たのかどんどん透明度が悪くなり、
最後に朝方まで3時間もかけて撮ったアンドロメダ銀河に至っては
悲惨という言葉がぴったりの撮影画像でした。
本来はお見せできる画像ではないのですが、徹夜して撮ったものですので、
空が悪い時の写り具合という事で参考にご覧ください。

NGC7331銀河からステファンの五つ子  (ペガスス座)
( 右側が北の方向 )
撮影DATA: 2014/ 9/ 20 22:50’~ VixenVC200L + レデューサー(合成f=1,278mm F6.4
露出 10分×12枚コンポジット  ISO 2500 Cooled 60D (気温14℃ 冷却-3.5℃) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
それなりに写ってはいますが、星像にしまりが無くこれならR200SSの画像と大差ありません。

アンドロメダ大銀河 (西部)  (アンドロメダ座)
( 右側が北の方向 )
撮影DATA: 2014/ 9/ 21am 01:20’~ VixenVC200L + レデューサー(合成f=1,278mm F6.4
露出 10分×18枚コンポジット  ISO 2500 Cooled 60D (気温13℃ 冷却-5℃) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
そうで無くても淡くてのっぺりした銀河外周部ですが、3時間露光してもこの程度でした。
(左の輝星のまわりに青いリングが見えるのはVC200Lの構造からくるもの?)

比べて見ないと、こんなもんじゃないの? になっちゃうのですが、
結論は 銀河や星雲の撮影は
星が見えているだけではダメ!

一応、それぞれのおりおんショットです。
NGC7331銀河付近を撮影中

アンドロメダ銀河を撮影中
(注)各おりおんショットも4枚コンポジット処理しております。TAMRON Zoom(f17mmF2.8) KissDX(SEO-SP2) 30sec露光×4枚

実は昨夜(22日)久しぶりに透明度のいい星空に巡り合う事ができました。
画像処理はまだなのですが、アンドロメダ銀河も同じ構図で
リベンジしていますので、次回の記事で比較してみます。

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一日おいて昨夜は再び徹夜となったため、画像処理も眠けとの戦いでつらかった。
今回の記事も一体何が言いたいのやら、自分でもわかりましぇ~ん。

雲上くもがみ
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コメント (6)
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