雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

マイナーな銀河たち(NGC5371付近 りょうけん座)

2018年04月20日 | 天体写真(系外銀河)
(お詫び)
 当初の記事タイトルには NGC3571とありましたが、 NGC5371 の誤りでしたので修正いたしました 
(2020/03/31)
  
無駄な出費はあったのですが ステラショット を使って室内のディスクトップから
遠隔操作で撮影する準備が整いました。
あとはこの新月期に晴れてくれるだけだったのですが・・それがなかなか。
しびれを切らして昨夜、23時まで雲量100%、0時には0%というGPV予報を信じて設営しました。
結果的には予報は当たったのですが2時ころから薄雲が出るという予報まで当たって。

結局 透明度2(5段階評価)という今回もパッとしない空で朝まで頑張りました。

1時過ぎの撮影となり、春のメジャーな銀河が早くも西に傾くようになってしまいました。
そこで苦し紛れで撮ったのが初ショットになるマイナーな領域。
( 訂正 初ショットでは無く 2016/ 5/13am にも撮影していました )

NGC 5371銀河 付近  (りょうけん座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  ほぼノートリミング )
(  になります )
撮影DATA : 2018/ 4/20 1:06’~  Vixen VC200L+ レデューサーHD (合成f=1,386mm F7.9 )
露出 20分 × 分 ×  ISO 3200 LPS-D2 FIL Cooled 60D (冷却 CCD温度 約-3℃)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
ディザリングを実施
写っている NGCNo.を持つ銀河は以下の通り 
今回は今年初めてCooed60Dの冷却をオンにしました。
他にも朝まで1タイトルだけにして総露光時間を稼いでやっとこの画像です。
他にもステラショットによるディザリングなど、やれることはすべてやっています。
それでも泣く子と透明度の悪い空にはかないません。
撮影時のおりおんショットです。
30秒固定撮影×6枚コンポジット TamronZoom(f17mm F2.8) ISO1600 ソフトフィルター kissDX(SEO-SP2)
肉眼(老眼)では北斗七星がかろうじて見える空でした。

こんな空でも撮る気になったのはステラショットのおかげです。

外に出るのは設営時と撤収時、それとカメラのCCD温度計を記録する時だけ。
あっ、おりおんショットの撮影もありましたね。

ステラショットに合わせて『導入用Map』も少し変更しました。
ステラショットでは 写野の中心座標値でも導入が可能になりました。

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今夜も室内から撮影中です。
もともと今夜晴れることは知っていたのですが、
予報が外れた時のショックが大きいため無理をしました。
明日も晴れれば三連荘になるのですが、
月が太くなる前にまともな空で撮ってみたいものです。

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コメント (2)
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