雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

部屋撮りなら、月もまた楽し。

2018年04月23日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
先日20日夜に撮った系外銀河の画像もまだお見せしていないのですが
この先 天気は下り坂で満月に向かう月も見れないようです。
そこで昨夜は月を撮りましたのでこちらを先にお見せします。
日ごろは仕方なく撮っている月ですが、この夜はちょっと試してみたい事が。

月の撮影も室内からできるのではないか?
赤道儀の極軸設定も省略して、ファインダーで月を導入。
ステラショットを立ち上げてライブビュー画像を表示。
壁に写った不気味な影は近くの公園の防犯灯による私の影です
唯一の問題、「ピント合わせ」 の時だけモニターを窓際に移動します。

こうやって室内から撮影したこの夜の月。
月齢 5.3(3モザイク)
画像クリックで元画像の25%まで拡大表示します
( この画像は見た目通り 上 が 北 になっています  )
撮影DATA: 2018/ 4/ 22 20:02’~  Vixen VC200L+canon2.0x(合成f=3,600mm F18 )
露出 1/50秒 x24枚 x3モザイク ISO 800 kissX2 タカハシ EM-200 Temma2M AviStackでコンポジット

月面の移動はステラショットの『 導入 』メニューの「 微動 」で可能でした。
でも実際にやりたかった事は 静止画 では無く、動画 の室内撮影でした。

動画撮影はガイド用に使っているTOUPTEKのカメラを使うのですが
添付されてきた動画撮影用のToupSkyは当然ステラショットでは制御できません。
おまけにカメラをつなぎ直すと、なぜかステラショットの『導入』が[停止]状態になってしまいます。
要は赤道儀の微動ができればいいわけで・・
( 月の画像はToupSkyのビデオ撮影画面 )
ステラナビゲーター を立ち上げて赤道儀に接続するだけで 微動用パッドが使える事がわかりました。
ディスクトップPCで動画撮影ができるとモザイク撮影がやりやすくなります。
月は恒星時運転の赤道儀ではどんどんずれていくのですが、
前に撮影したビデオ画像との比較ができれば適切な重複エリアを含めた構図が決めやすくなります。
今回は適当にやった結果が出てしまいました。
2分程度の動画(約600フレーム)6カットをRegiStaxで処理
今回の動画モザイクエリアです。
(注) 最初の静止画像とは逆に上が南になっています 

次に撮るときは机に座りながら、きちっとモザイクした動画撮影を目指します。
室内から 惑星 の撮影も検証してみたくなりました。

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当分晴れそうにありませんが満月期に入るので心穏やか。
昨日は地元 春日神社のお祭りでした。
今年の祭日は日曜日だったのですが、年々担ぎ手が減っているような・・
朝から晩まで神輿を担いで各町内を練り歩くハードなお祭りです。

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コメント (9)
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