予報に惑わされ 西に傾いてしまったさそり座頭部

七夕に星が見えない事は梅雨の最中でもあり毎年の事なのですが、今年は『 七夕豪雨 』 とも呼べるような大変な災害が起きてしまいました。西日本中心に亡くなった人１２７名　行方不明の人を合わせると１８７名(7/10 昼のＮＨＫニュース)平成に入って最悪規模の水害被害になるそうです。
西日本の悲惨な水害のニュースが流される中８日夜の撮影はあきらめていました。ＧＰＶの詳細予報では新潟は雨は降らないものの一晩中 薄雲がつきまとう雲予報定番酒 ”月”をいつもより多めにいただいた後 外に出ると、まだ雲はあるものの久しぶりの透明度の高い空。ここで機材を設営すれば、南中直後のさそりのカラフルエリアを好条件で撮影できたのですが・・予報を信じて設営を躊躇。結局、予報が外れるとの確信から設営を開始したのは２２時を過ぎてからでした。
撮影を開始して間もなくの撮影風景２３時頃の撮影風景　左端銀河の中の明るい星は土星この夜のさそり座アンタレスの南中時刻は21:12’で、撮影開始できたのは22:51’。撮影が遅れたため 終了時には高度が２０°を切ってしまいました。
空の条件は良かったのに、高度が下がってからの撮影になった さそり座頭部 です。さそり座 頭部07/11 再処理画像に差し替え　（　画像クリックで元画像の２５％表示　）（　縦構図で撮っています　右 が 北 になります　）撮影ＤＡＴＡ　：　２０１８／ ７／ ８　２２：５１’～　　canon (改)ＮＦＤ４００mm Ｆ２．８（手製絞りＦ４）露出 ６分 × ５枚＋１分 × ６枚　ＩＳＯ ３２００　EOS ６Ｄ (ＨＫＩＲ改造)タカハシ ＥＭ－２００ Ｔｅｍｍａ２Ｍ ﾏｲｸﾛｶﾞｲﾄﾞｽｺｰﾌﾟ ６０　ＴｏｕｐＣａｍ　ステラショット　ステライメージ７３週間ぶりの撮影になりましたが今回は撮影開始が遅れた事の他に２つのミスをしてしまいました。（１）光害カットフィルター(LPS-D2)を外していた事を忘れ 大幅な露光オーバーとなった（２）フラット画像はLPS-D2付きのもの使用（カラーバランスのちがい）フィルターはR-200SSのフラット撮影時に付け替えていました。（ この夜は３タイトル撮影しましたが、次の いて座の星雲 からはLPS-D2を付けて撮影 ）いつになったら自宅で満足できる さそりのカラフルエリア が撮影できるのでしょう。
今年の七夕の二人、越後の空では１日遅れで会うことができました。この夜　２時半ごろの撮影
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =わたしも小六の時に集中豪雨で裏山が崩れ、数週間お向かいの家にお世話になりました。水害は流れ込んだ土砂の後片付けも大変で被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。今年も家内手作りの七夕飾りが玄関を飾っています
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