雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ケフェウス座 IC1396(再び、R200SS鏡筒で)

2022年11月17日 | 天体写真(星雲・星団)
先月(10月)は20日の夜に続いて26日も晴れてくれました
ほぼ新月に加えて 20時以降は朝まで雲量”0”の予報で『これが撮らずにいらりょうか』。
そこで撮影鏡筒を何にするか考えたのですが、
結局前回と同じ短焦点反射のVixen R200SS+コレクターPHという事に。
サンニッパから始まった順で行けば 次は長焦点反射のVC200Lになるのですが、
一夜で4タイトルも撮れる明るいR200SS鏡筒のメリットを優先しました。

サンニッパから始めた9月以降は撮影枚数を稼ぐためディザリングはオフにしていました。
この夜は画像ストックもできた余裕からディザリングを”オン”にして その効果の検証も。
( 撮影に使用しているステラショット2ディザリングをかけるのですが、
ガイドが安定するまでの待ち時間が馬鹿にできない )


この夜の薄明終了時刻は18時24分、その約2時間後から1タイトル目の撮影を開始。
灯火でまだ空が明るい事から、長時間露光を4分に短縮して撮影しています。
1タイトル目は9月下旬にヨンニッパでも撮っているケフェウス座の巨大な散光星雲です。

IC 1396  (ケフェウス座)  
( 元画像の30% 縮小画像 )
( 上が 北の方角  )
撮影DATA : 2022/ 10/26 20:38’~  Vixen R200SSmm(+ コレクターPH 合成 fl= 760mm F3.8)
露出 分 × 20枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

前回 ヨンニッパレンズでは余裕で星雲全体が入ったのですが
約2倍の焦点距離のR200SSでは星雲の一部がはみ出ます。

その代わりに、 拡大された分 細部の描写は向上しているはず。
この星雲内にある「象の鼻」の異名を持つ暗黒帯vdB142の同じ範囲を切りだしたものです。 ↓
左側の ヨンニッパは 結露防止も兼ねた自作F4絞りを装着して撮影しています

恒例の『只今撮影中』ショットになります。 ↓
( 四角枠は今回のR200SSでの撮影範囲です )
10月26日21時37分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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我が家の『かたてま野菜』で唯一残っていた 里芋 を先日(10日) 収穫しました。
いつまでも葉が青々していて収穫時期に迷ったのですが、
肥料が多すぎたのか昨年より収穫は少なめ。
これまでは掘ったらすぐ水洗いしていたのですが、
保存には土がついた状態の方が良いという事で水洗いはやめました。


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