雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-28 二重星団> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年08月01日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
昼間は真夏の強い日差しで、夜になると雲が出る、の 繰り返し。
ずっと撮影できないためこのシリーズの連載が続いた結果
わが天の川銀河系の対象も残り少なくなりました。
今回も
 シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』 を掲載します。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-28 二重星団  6800 光年 
(NGC 869):種別 散光星雲 明るさ 4.3等級 見かけの大きさ 30分角 星座 ペルセウス座
χ(NGC 884):種別 散光星雲 明るさ 4.4等級 見かけの大きさ 30分角 星座 ペルセウス座
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ペルセウス座にある2つ並んだ散開星団です。
和名スバルでおなじみのプレアデス星団がこのシリーズ早々登場したのに比べ、
こちらは距離がスバルの15倍も遠くにある散開星団です。
遠くても天の川の星屑に埋もれずに見えているという事は、それだけ明るい星の集団であるという事。
肉眼で見ることができるため、かって星と間違われて(エイチ)星と(カイ)星と名付けられました。

今回はズームアップする順でお見せします。

"W" 字でおなじみのカシオペア座とペルセウス座の境界付近に見えます
2013/12/ 5am TAMRON Zoom(fl=23㎜ F3.2) 3分×6枚 ISO1600 TOAST Pro Cooled60D(冷却オフ)

口径20cmの反射望遠鏡を使って撮影してみました。

撮影DATA : 2018/ 10/16 1:50’~  Vixen R200SS+コレクターPH(合成fl=760㎜)
露出 分 × 13枚 ISO 3200 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット(導入・自動ガイド) ステライメージ7(画像処理)

更に上の画像の星団部分を切りだしてみました。 ↓
左側が (NGC 884) 、右側が (NGC 869) になります
各星団の星の数は 左が約200個、右が150個だそうです

ほとんどは高温の若く青い星のあつまりですが、
巨大なため早く進化して赤色巨星となった星も見えています。

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今年は6月末からの猛暑で体が暑さに慣れなかったのですが、
最近は頑張って朝のウォーキングをやっています。
雨の降ってない日に朝6時から30分ほどですが、
それでも戻ってくるころには汗ばんでシャワーが必須です。
ウォーキングコースの途中にある 林泉寺(上杉謙信公の菩提寺)の駐車場にて

やっと8月になったばかり、まだ先は長いぞ。

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