雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

さんかく座M33銀河で 60D(APS-C) vs 6D(フルサイズ)

2021年12月20日 | 天体写真(系外銀河)
12月に入ってほぼ新月の5日夜は夕方遅くと早朝には雲が出たものの、
正味8時間ほど撮影することができました。

雲はきれたのですが、灯火でまだ空が明るい20時過ぎから撮り始めたのは、
南中10分前のさんかく座M33銀河でした。

10月のブログでM33はもうこの辺が庭撮りの限界かと書いたばかりなのですが、
空の明るい時間帯でも大丈夫で、ちょうど南中する対象がM33銀河でした。

M33 (NGC 598)  (さんかく座)  
M33: 距離 300万光年 視等級 5.7 等級  視直径 73’×45’ 渦巻銀河 
( 画像クリックで 元画像の25%サイズで表示します )
( タテ構図で撮っているのですが、今回はそのまま上が北の方角で掲載しています )

撮影DATA : 2021/ 12/ 5 20:10’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)
露出 20分 × 枚 +分 × 枚  ISO 3200 LPS-D1 Cooled 60D (冷却オフ CCD +5 ℃前後)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・ディザリング撮影ステライメージ9(画像処理)

そんな訳で
この画像を使って Cooled60D(APS-Cサイズ) と EOS 6D(フルサイズ) の
画像比較をやろうと思ったのは ブログ記事を書く段になってからでした。

今回も縮小なしの切り出し画像での比較になります。
( いずれも 800ピクセル × 800ピクセル )

この夜の撮影画像 Cooled 60D (冷却オフ)
M33銀河内にある巨大な散光星雲で NGC 604 でNGC登録されています

2ヶ月前の10月11日amに EOS 6D(HKIR改造) で撮った画像です。
1ピクセルのサイズが大きいため同じピクセル数だと広い範囲が写ります

上の画像に 昨年10月20日に EOS 6D(HKIR改造) で撮った画像も加えたものです。

過去画像の全体表示および撮影データは →   こちらの記事

恒例となっている ”只今撮影中ショット” です。

12月 5日22時17分~ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影

次回はオリオン座 のあの暗黒星雲の予定です。

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ブログ記事もなかなか大変なのですが、
画像ストックがあるだけましです。
いま厄介なのが来年の年賀状のデザインをどうするか?
はがきに”プリント”しなければならないというのが難関です。

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