とんでもないシリーズ

2006-03-29 16:58:32 | Q HONDA

             とんでもないシリーズ 

S 360  S 500  T360  T360/500スノーラ  L700  P800 





とんでもないシリーズ

S600とS800は今更ごちゃごちゃ言うこともないので、他の車をやることにしました。
(遡ること40年以上)
2輪の世界では他社が2サイクルだったのに対し、4サイクルで高回転、高出力で互角以上の成績を残していた。
これを生かさない手はないと、小型スポーツカーの開発を行った。
すでに2輪ではリッター100PS、10000rpmは当たり前だった。
スバル360が18PSのころ、S360は33PS。ブルーバード1000が
34PSの時にS500は40PSだったのである。
62’の第9回・東京モーターショーにS360・S500を市販予定車として展示。訪れた人々の目を釘付けにする。






S360・S500 1962



S360 PROTOTYPE
2990-1295-1146  510kg 
AK250E
水冷直列4気筒DOHC 
356cc 4キャブレター 
33PS/9000rpm以上 
2、7kg-m/7000rpm 



(極限を目指した内容が、市販車として時期尚早という結論で市販されなかった)

S500 PROTOTYPE 
3195-1295-1146  530kg  
水冷直列4気筒DOHC  
492cc 4キャブレター 
40PS/8000rpm以上  
3、8kg-m/6000rpm  


(市販直前でパワー不足のために排気量アップされる。)

SPORTS S 500
3300-1430-1200  675kg 
AS280E
水冷直列4気筒DOHC 
531cc 4キャブレター 
44PS/8000rpm 
4、6kg-m/4500rpm 

(63年10月販売開始。64年1月からデリバリー。このころS600を発表。
同年9月で生産終了。606cc57PSのAS285E搭載のS600へと進化することになる。)





T360 1963

ホンダ初の4輪市販車(63.10) 
2990-1295-1525  700kg 
セミキャブスタイル 
ミッドシップ・マウント 

AK250E搭載 
356cc4気筒DOHC 
4キャブレター 
30PS/8500rpm 
2、7kg-m/6000rpm 
最高速度100km/h 


(途中からキャブが2基となる。64年9月にT500が追加される。S500と同じ531ccで38PS。67年8月まで生産。10万台を越えた。荷台の下を覗くとタコ足が見える。)







T360/500スノーラ

リアタイヤをキャタピラに交換
フロントにスキー板装着





L7001965


2ドア・ライトバン
3690-1485-1400  800kg 
687cc4気筒・DOHC 
シングルキャブレター 
52PS/7500rpm 
5、8kg-m/4500rpm 

(2ドア・セダンのN800というのもモーターショーに参考出品
したが、市販はされなかった。)





P800 1965

ドアから後ろを、オープンデッキ
3690-1485-1400  760kg 
791cc 4気筒・DOHC 
シングルキャブレター 
58PS/8000rpm 
6、3kg-m/4500rpm 

(L700・P700から一年後S800と同じエンジンを与えられL800・P800に進化する。)


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