法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

年の瀬の爺の夢物語

2024年12月30日 23時12分24秒 | 日乗

只今(12/30 pm10:15~11:00)、
NHK総合で、
小澤征爾が遺したもの~教え子たちの追悼コンサート~
を見ました。
今年2月に亡くなった小澤征爾さん。
世界的な指揮者に登り詰めましたが、
若手の音楽家の育成にも熱心でした。
また、子ども達や一般の方々にも生の演奏を届けることを大事にしたおられたようです。
番組では、11月に北京での追悼コンサートの様子を届けてくれましたが、
満州生まれの小澤さんは、
日本と中国の交流をとても大事に考えられていたようですね。

11:00のNHK総合ニュース
石破首相の訪米。トランプ次期大統領との会談時期。
大統領就任後になるようですが、
安倍元首相のマネをして大統領就任式前などと、
あわてる必要はないと考えます。

大事なこと日本の立ち位置。
難しいことではありますが、
アメリカの“ポチ”から状態から少しずつでも脱することですよね。

アメリカとベッタリ。
中国と敵対するすることはこのお国にとって得策ではありません。

アメリカとも対等に交流できる日本。
中国とも対等に交流できる日本。

米中両国の良さを理解できるのは、このお国ですよね。

夢物語かもしれませんが、
軍需や覇権ではない「世界平和」の実現。
戦争のない世界の実現。

年の瀬。
老爺の夢物語。(笑)

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「世は騒がし過ぎる」

2024年12月29日 23時07分24秒 | 日乗

毎田周一師のことば(第九巻より)

今の世は騒がし過ぎる。
それは猿の檻の騒がしさだ。
この喧騒に、
目を背け、耳を閉じ、独り静かに坐禅する。
このような人が一人でも多くなれば、
世の中は鎮まり、
そして平和になる。

昭和28年頃の毎田師の言葉です。
この年は、吉田茂首相の(バカヤロー解散)あった年。
ボクは、小学2年生だったのかな?
当時、師が何を指して「今の世は騒がし過ぎる」て言ったのかは分かりませんが、
今時の「騒がしさ」をどのように表現するのかしら?

今年お亡くなりになった詩人の谷川俊太郎さんは、
「言葉のインフレ」を遺されました。

「今の世の中はすごく言葉が氾濫するするようになった。
随分前から僕は『言葉のインフレ』ということを考えてきた。
今まさに本当にインフレがだんだんひどくなて、
量ばっかりあって質がどんどん薄くなっていっている感じがします」

最近我が家のTV前での会話。
大谷翔平選手の大活躍には大拍手。
ボクと同じ7月5日の誕生月日でありますので、
勝手に大ファン(笑)を自認をしていますが、
年末特番での大谷情報の時は、
「もう十分だよね!」
「もういいよね!」
の合い言葉で、奥方様がチャンネル変更をしてくれます。(笑)

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「心技体」か!「体技心」か

2024年12月28日 21時51分18秒 | 日乗

昨日(12/27)配信のYahooーニュース「夕刊フジ」の記事から。

女子ゴルフの人気者の原英莉花さん。
日本オープンを二回も優勝している実力者です。
彼女が16歳高校2年生の時、ジャンボ尾崎さんと出会っていたようです。
当時(2015年)、
ジャンボ尾崎さんは女子プロの指導をされていませんでしたが、
原さんの実力・将来性を見抜き、
2018年に「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」を立ち上げた由。

マアマア、ボクの関心事はゴルフのことでなくジャンボ尾崎さんの言葉。
記事から拾いますね。

「ゴルフは心技体ではなく、体技心だ。
 強い体が、技につながり、心の強さを生む」
尾崎の信念だそうです。

昨今は、「心技体」が普通かな?
また、「心技体」でも「体技心」でも、どちらでもと言う風潮かな?

ボクは昔から、尾崎さんと同様に「体技心」を支持し拘っています。

因みに、
プロ野球選手・監督として大活躍の落合満さんも
プロスポーツ選手を育てるための大切な順番は
「体技心」だと言っている由。
他にも、青木功さん、山本昌さんが「体技心」だそうだ。

ここで「出題?」(笑)
①「しんしん」は?
 あなたは、「心身」派? それとも「身心」?

②仏典には「去来現」という言葉があります。
 「過去・未来・現在」という時間の理解ですが・・・。
 たなたは、
 「過去・現在・未来」派?
 「未来・現在・過去」派?
 「過去・未来・現在」派?

ボクが主宰している  Zoom法音道場 は、
1月6日(月)からスタートします。
新年最初の井戸端は、この話題を投げ入れる予定。(笑)

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「スクワット」健康法

2024年12月27日 22時31分38秒 | 日乗

後期高齢者のボク。
急性胆嚢炎での入院・食事療法・ドレナージ・腹腔鏡手術による胆嚢全摘。
3ヶ月の病院との付き合いからようやく卒業となりました。

マアマア、後期高齢者ですから自然に体力が低下するのは当然のことですが、
今回の急性胆嚢炎の結果、ついに体重が50㌔を切ってしまいました。

現役の頃の体重は63㌔前後をキープしてきました。
スポーツは、
40歳の中頃から、週一回のテニス・スクールを楽しんできました。。

当時の健康診断は、高血圧気味でしたがマアマア健康。
60歳の退職前後からは、糖尿病の黄色信号がでていました。
一応、(糖分)に気をつける手だてとして、
米飯お茶碗二杯から一杯にして、
少しずつ体重を落とし57㌔キープを続けました。

身体を動かすのは好きです。
この十年ほどは、テニス・スクールの他に区総合体育館通いをスタート。
週3日、ヨガ、ストレッチ、ピラテス、ウォーキング等に取り組んでいました。

マアマア、「健康優良爺」と自惚れていた次第。(笑)

ところが今回の急性胆嚢炎。
普通なら2ヶ月程で治癒するところを不覚にも3ヶ月もかかったしまいました。

先ずは、体力アップ、体重増が急務です。
年明けから、区総合体育通いを再開します。
3月頃からは、テニス・スクールにカムバックしようと考えています。

親鸞さまの命終90歳迄生きたい。
あと10年がボクの念願的寿命。(笑)

先ずは、自宅でyotubeを参考にしながら、
「スクワット」「片足立ち」に取り組んでいます。(笑)

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『自省録(宮澤とし)』

2024年12月26日 21時42分44秒 | 日乗

昨日の当ブログで、
道元坐禅のお仲間、
桜出版の山田さん&髙田さんから、
新刊、『自省録(宮澤トシ)』宮澤賢治妹トシ 百年の贈物 

を送っていただきました。
本書の「帯」の文を掲載させてもらいます。

「自省録(宮澤トシ)」に親しむ基礎資料となる原本画像と、
原本と対照しながら読める翻案、現代語訳、きめ細かい注釈、
英訳に加え、AIによる「自省録(宮澤トシ)」の「自然言語処理」
データーを掲載。
現役の中・高・大学生や若手研究者、教師、国内外の宮澤賢治研究者、
詩人ほか各界の第一人者が、「自省録(宮澤トシ)」に
それぞれの視点・専門領域からのアプローチ。
その魅力と意義を多角的に明らかにしています。

桜出版は、コチラです。
      ↓
桜出版
〒028ー3312
岩手県紫波郡紫波町犬吠森字境122
電話 019-613-2349
FAX  019ー613-2369

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『自省録(宮澤トシ)』

2024年12月25日 23時00分51秒 | 日乗

岩手県紫波郡紫波町犬吠森字境122
桜出版
電話 019-613-2349
定価 3000円+税
山田 武秋(発行者)さん
髙田久美子(装幀)さん
から、
「自省録(宮澤トシ)」宮澤賢治妹 百年の贈り物
が届きました。

東京から岩手県紫波町に会社を移転して丸10年になるそうです。
これまで、石川啄木の
『一握の砂』
『悲しき玩具』
を出版してきました。
地元でしっかりと認められて、
全国に向けて、
宮澤賢治 宮澤トシ 石川啄木の作品を発信してくださっています。

山田さん、髙田さんとは、
岩手県に移転する10年前に、
ボクが主宰するカウンセリング研究会【くりのみ】道元コースで、
ご一緒に坐禅をしたお仲間です。

山田さん、髙田さん、
ありがとうございます。

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「悠々として・・・」

2024年12月24日 23時25分31秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一全集 第十巻から

「急ぐといふことの中には
 必ず誤りが含まれてゐる」
   (これはわが旧師の言葉)

「悠々として
 真実の道を歩め」

本日(12/24)午前、
かかり付けの病院にでかけて、
胆管に挿入してあったステントを内視鏡で抜いていただきました。
9/28(土)早朝、急性胆嚢炎の激痛で、救急車で搬送していただきました。
即、ドレナージと点滴。絶食からの食事療法が始まりました。
10/20(土) 容体も落ち着き仮退院。二週間程の自宅養生後、内視鏡手術で胆嚢全摘の予定。
10/22(火) 早朝、激しい腹痛で再入院。
       胆管にステント挿入。点滴と絶食からの食事療法。
11/4(月) 仮退院。自宅での養生。
12/5(木) 午後、再入院。
12/6(金) 9時~11時30分 腹腔鏡手術で胆嚢全摘。
12/9(月) 退院
12/24(火) 内視鏡で胆管のステントを抜く。

ようやく、日常が戻りました。
但し、体重が50㌔を切り、少し貧血気味。
年末年始は、養生に努めます。

主治医の遠◇先生、病院の皆様に感謝です。

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「曖昧にしない!」

2024年12月23日 23時04分53秒 | 日乗

どうも、このお国の政治は、
「曖昧」「玉虫色」「先延ばし」・・・がお好きですなー!

古くは、「敗戦か?」「終戦か?」からか!
枚挙に隙がありません。

政治家諸君は、もっと言葉に責任を感じてもらいたいものです。
マアマア、政治家だけでなく、検察もマスメディアも・・・
緩みに緩んでいるように感じています。

自民党の裏金問題。
一にも二にも、脱税をしたら起訴すべきです。
責任をとって議員辞職をすべきです。
裏金(脱税)の一部を、「けじめ」として寄附して幕引きのようですが、
騙されませんよ。

また、今頃になって政倫審を開いてお茶を濁す。
「違法性の認識がない」「緊張感がなかった」「知らなかった」「記憶にない」・・・
マア、いつもの陳腐な答弁での時間稼ぎ。
議員としての資格無し。
自民党は、責任をとって解党すべきだと考えています。

それにしても、マスメディア(テレビ)の追及は大甘ですなー。

今日(12/23)、自民党の河野洋平元総裁が、
国会内で開かれた講演会で1994年んお政治改革を振り返り
「企業・団体献金をやらないために政党助成金を導入した」
と改めて主張したそうです。
ボクも、「企業・団体献金はやめる」に賛成です。
が、石破首相は先日の国会で、
「(河野氏のような)意識を持った者は、少なくとも自民にはいなかったと思う」
と答弁しています。

ちょっと調べれば、すぐに明確になること。
ハッキリしましょうよ!

そうそう。
検察、検察官も、どうも不祥事が多すぎですなー。
ずっと、ボクが気になっていることのひとつが山上容疑者の裁判。
ほとんどニュースにもなりません。

先程、X(旧ツイッター)を見ていましたら、
あるお方が、「拘束900日」と呟いていました。
いつまで、拘束するつもりなのでしょうか?
法律に則って、公正な裁判を願いたいものです!

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「真理の鏡」

2024年12月22日 22時54分38秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一全集 第四巻(P563)から

 即ち名号に於いて私達は自己を見る。
名号といふ真理の鏡に映された自己の姿を見る。
その時映された自己を見るものは、却って鏡自身であり、
真実の自己が見るのである。
称名によって起こる内省・自覚は、
そこに映された自己を見ることによって、
却って私達自身が真実の自己となることである。
 真実の自己とは常に見られた自己の側にはなくて、見る自己の側にある。
今名号といふ真実の自己の鏡に映されて自己を見るとき、
この見る自己が真実の自己であり、それは鏡自身である。
そしてそれは私達自身である。
これが称名によって起こる内容・自覚といふことであって、
即ち私達が真実の自己となることである。
 (略)
 この見ることは鏡自身となること、真実の自己となることである。
真実の自己となって、苦悩の自己を見るのである。
真実の自己はこの苦悩の自己を摂取する。
摂取とはその苦悩自身をわがものとすることである。
共に苦悩することである。
こゝに於いて真実の自己は苦悩の自己となる。

即ち働くものとなる。
見ることによって働くのである。
そしてこれ又称名である。
称名は働くことによって見、見ることによって働く、
即ち行為的直観である。

毎田周一師の教示は、
名号は真実の鏡である。
真実の鏡には苦悩の自分が映される。
称名(なむあみだぶ)は、行為的直観として顕現される。
ということであろう。

「鏡」。
『大無量寿経』、法蔵菩薩の31・40誓願には、次の言葉が見られる。
『猶如明鏡 覩其面像』
  「猶し明鏡にその面像を覩るがごとくならん」
  「ちょうどくもりのない鏡に顔を映すように」

また、道元さまの『正法眼蔵』には「古鏡」の巻があるのは承知していますが、まだ読んでいません。
新年に勉強です。

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zoom法音道場『歎異抄』

2024年12月21日 23時48分23秒 | zoom法音道場

ボクが、初めて『歎異抄』に出会ったのは半世紀の前、
当時JR目白駅から徒歩10分程のところにあった(財)日本カウンセリングセンターでのこと。
世話人の関口和夫先生が『歎異抄入門』現代教養文庫を手渡してくれました。
東伊豆の片田舎から上京したての世間知らずの田舎者の若者。
親鸞さまも、唯円さまも、『歎異抄』も、
何のコトやら?の状況でした。
ただ、表紙の裏に「心の友 鈴木○○○君」と先生の署名入り。
暫くは、大事に机上に飾っていたような次第。

30歳代になった頃、高史明先生とのご縁をいただき、
先生の講演会の追っかけをしたり、
先生のご自宅で開催の学習会にも参加させてもらうようになり、
少しは、知識の積み重ねはできましたが、
「なむあみだぶ」がこぼれるのには程遠い輩でした。

後年、ボクがカウンセリング研究会【くりのみ】を主宰するようになり、
学習会のテキストとして使わせてもらうようになりましたが、
未熟の程は昔ながら。

現在も、毎週月曜日のzoom法音道場でご参加の皆さまとの学び合いを通して、
「なむあみだぶ」を称えてはいますが・・・

実は、『歎異抄』の学び方について、船頭役としては四苦八苦です。

ご参加の皆さんとの、「音読一道」で学習を進めた時節もありました。
また、実力不足は承知で、拙い解説をしたこともありました。
またまた、出版されている各師の口語訳・現代語訳・解説等々をお届けした時節もありました。

で、最近はといますと、
「念仏をとりて信じたてまつらんとも、またすてんとも、
面々のおんはからいなりと云々」(第二章)に従って、

ご参加のお一人お一人の“感受”を大事にしていただけるようにサポートしています。
具体的には、「歎異抄」本文&高橋源一郎本の「口語訳」を音読しての井戸端(エンカウンター)です。

でも、昔、教師をしていた習い性がでて、、
すぐに解説してしまう。
「待てない」わが身の未熟と向き合っている次第・・・

毎週月曜日 午前10時30分~11時が定例学習日
 今年は、12/23(月)が最終日
 新年は、1/6(月)からスタートします。

ぜひ、(覗き見)にお越しください。

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