半世紀ほどの昔。
紀野一義師が主宰する高野山の合宿に出かけたことがあります。
ボクのお目当ては、詩人の坂村真民さん。
まだ、坂村真民さんが有名になる直前。
高野山の宿坊で、お話しをさせてもらったことがあります。
年末・年始、本棚の整理をしました。
久しぶりに、坂村真民さんの
自選 坂村真民詩集 大東出版
詩集 詩国第二集 大東出版
を開きました。
で、詩集を開きましたら、写真の未使用の10円ハガキが出てきました。
坂村真民さんにから、「念ずれば花ひらく」の色紙をいただきましたので、
お礼状を書くつもりだのでしょうかねー???
念ずれば花ひらく
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたびに
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていつた
当時、ボクは公立小学校に勤務していました。
道徳の時間は、
いつも子どもたちに、
「念ずれば花ひらく」を暗誦してもらったものです。