菊一枝
東伊豆町稲取の生家に独居、閉門蟄居です。(笑)
来客はありませんが、裏の野草園から一枝切りました。
コロナ禍で
来客もなき
小菊かな
マア、プレバト俳句の夏井先生に、
「凡人中の凡人」と言われそうですなー。(笑)
菊一枝
東伊豆町稲取の生家に独居、閉門蟄居です。(笑)
来客はありませんが、裏の野草園から一枝切りました。
コロナ禍で
来客もなき
小菊かな
マア、プレバト俳句の夏井先生に、
「凡人中の凡人」と言われそうですなー。(笑)
昨晩、東伊豆町稲取に帰省しました。
緊急事態発出で、町内の食堂&喫茶店等々お休みのところ多くて不自由しています。
私は稲取に家があり、コロナ前もちょくちょく帰省して住んでいますので、
町役場からマイカー用の「町内在住者」のステッカーをいただいております。
マア、帰省しても食材の調達以外はステイホーム。
東京との往復も、一回のトイレ休憩だけですから安心です。
帰省中も、zoom法音道場は開催です。
コロナ禍でもzoomを覚えたおかげで本当にありがたいことです。
まさか、オンラインでお念仏の時代が来るとは・・・想定外。
想定もしていませんでしたねー。
今日は、「高僧和讃」の7組目の三首でした。
皆さん、門徒さんでもありませんが、
これまでに「浄土和讃」を指導してきましたので、
ほぼ三帖和讃をうたえるようになりました。
また、お念仏が自然にこぼれるようになり本当に嬉しいです。
区立図書館から借りてきて読んでいます。
高村薫著
『作家的覚書』
岩波新書 2017年4月20日 第1刷発行
本書は、2014年から16年までの一生活者の視点からの、
高村さんのもの言い、日々の雑感を綴った一冊。
「日本人であること」の章で、
高村さんは、亡父母のことを【大正教養主義の申し子だった」と記し、
ご自身もその影響にあったと。
そして、阪神・淡路大震災後のご自身の仏教への関心を次のように述べている。
「大多数の日本人が心身で知っていることを、
いまごろ書物でまなんでいることになるが、
私はけっして日本人のあるべき姿やルーツを求めているのではない。
そうではなく、根底にあるのは信心のかたちをめぐる問いであり、
自分にはなぜ信心がないのかという素朴な疑問である。
阪神・淡路大震災を経験した後、ふいに仏教に心を惹かれたときも、
修行や学道よりも発心や信心という跳躍こそ
信仰にとって最大の難問題であることを発見して立ちすくんだものだが、
懲りずになおもこうして信仰のことを考えている自分がいる」
阪神・淡路大震災、東日本大震災&原発事故、そしてもうすぐ2年なるコロナ禍。
多くの人が立ち止まって、人間・人間の存在について問うているのでしょう。
仏教に向かう人、キリスト教に向かう人、他に向かう人・・・
また、一口に仏教といっても、その間口は広すぎます。
ありがたいことに、私は、カウンセリングの学びの過程で、
友田不二男先生から『正法眼蔵』を、
関口和夫先生から『歎異抄』を教えてもらえました。
そして、先師・五十嵐正美先生のもとでは、
具合的に『正法眼蔵』『正法眼蔵随聞記』『顕浄土真実教行証文類』『歎異抄』を学びました。
先師は、学者の真似事のような学びは嫌われました。
勧められたのは(原本の音読)です。
そして、素直な各各の感受を大事にされました。
書店に行きますと、
仏教書がいっぱい並んでいます。
まあ、そのような解説本には手を出さないことです。
いま、仏教に惹かれる方は、
道元さまの『正法眼蔵』
懐奘さまの『正法眼蔵随聞記』
親鸞さまの『顕浄土真実教行証文類』
唯円さまの『歎異抄』
がお勧めです。
繰り返しの「音読」が、学びの王道です。
そして、ご一緒に学びあうお仲間と道場が大事になります。
講師のお話をただ拝聴するような場は遠慮しましょう。
解説本を何冊読んでも、それは回り道です。
金曜日の夜は、zoom法音道場。
お仲間は、
以前、港区のスクール・カウンセラー時代のお仲間の河◇さん。
河◇さんは、現在パリ在住。秋には日本にもどられるとか!
河◇さんのお友だちの岩◇さん。
岩◇さんは、現在、命の電話のカウンセラー。
声明学園の同窓の井◇さん。
井◇さんのお嬢さんは、臨床心理士とか!
今晩は、『浄土和讃・弥陀成仏』次第六首をうたいました。
さて、井戸端では、皆さんカウンセリングに関係しているお方でしたので、
ひとつお話しさせてもらいました。
◆先師・五十嵐正美先生は、私が教職の駆け出しだった頃、
「教師道の裏打ちは、カウンセリングです」と教えてくれました。
そこで、命の電話のカウンセラーの河◇さん、岩◇さんに、
「カウンセラーの裏打ちは、仏道(念仏道)です」とお伝えさせてもらいました。
昨今のカウンセラーの方々のなかには、
仏教・仏道(念仏道)とカウンセリンは別物と考えておれれるお方が多いようです。
本当にもったいない。
ぜひ、仏教・仏道(念仏)の学びを大事にしてもらいたいと思います。
今晩のzoom法音道場。
親鸞さまの『顕浄土真実教行証文類 教文類』を読みました。
参加のお仲間は、皆、門徒さんでも専門家でもありません。
素直に各各の疑問を出し合っています。
さて、森◇さんの疑問。
「釈尊と阿弥陀様の関係が分かりません。二尊教とはどういうことですか?」と。
仏教学者や熱心な門徒さんは、
例えば、『顕浄土真実教行証』でも引かれている
「二河白道」の喩えをストン(即に)と領解できるでしょう。
ただ、初心者や一般の方にどのように説明するかは難題です。
ボクの課題でもあります。
ボクは、ロジャーズの「パーソナリティ理論」で説明します。
大事なところは、人間の“行動”の理解。
先ず、身と心。
身を、ロジャーズは“有機体”とか“生命体”と呼んでいます。
心を、言葉。あるいは自己概念でしょうか。
ロジャーズのパーソナリティ理論は、
身と心のバランスと行動についての一試論です。
ボクは、
仮に、“身”を釈尊にあて、
“心”を阿弥陀の物語にあてて説明します。
あくまでも、ボクの仮説ですが気にいっています。
先ずは、zoomのお仲間との初めの一歩。
◆毎年この季節になりますとご近所様の庭で、
見事な瓢箪が鑑賞できます。(ご近所情報)
さて、本日のzoom法音道場。
親鸞さまの『高僧和讃』から、曇鸞さまの三首をうたいました。
本日の和讃の一句に、
「煩悩菩提體無二と」があります。
左訓には、
「煩悩菩提も一つの身ぞとなり。二つなしとなり」とあります。
現代人は、煩悩と菩提を一つ身に受けとめない傾向が顕著なように思います。
「無二」というところを大事にしたい。
『正信偈』には、
「能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃」もあります。
「煩悩と菩提」「煩悩と涅槃」は、カウンセリングのテーマでもあります。
人間学・人間論でもあります。
仏教・仏道に縁遠い現代人。
仏教・仏道を、仏事(通夜・葬儀・年回法要)と重ねている現代人。
しっかりと勉強が必要のように思います。
【井戸端】の話題は、「音楽談義」でした。
*小◇さんは、
三大テノールのホセ・カレーラスのテノールリサイタルのチケットがとれた由。
11月6日にサントリーホールに出かけると。
*岩◇さんは、
息子さんの車で、来週、富士河口湖ピアノフェスティバルに出かける由。
辻井伸行のピアノが楽しみと。
*森◇さんは、
NHK・BSで、武満徹の作品と楽しんだと。
「翼」が一番好きで、気分がすぐれないときは必ず聴きますと。
そして、ボクは、
zoom終了後、youtubeで武満徹の「翼」、ホセ・カレーラスを聴きました。
そうそう、youtube散策中、
松江在住のミュージシャンの浜田真理子さんを知りました。
素敵な生き方、歌も良し。
区立図書館にCDを予約しました。
後期高齢者。
zoomの皆さんから音楽的な刺激をいただいた一日となりました。
web情報から。
第十二回・若手有志による真宗合同オンライン布教大会。
テーマは、「親鸞和讃を語る」
10月22日(金) 13時~17時
案内によりますと、
新潟会場・広島会場・滋賀会場・東京会場から、
大谷派・本願寺派・興正寺派の若手僧侶の皆さんが法話を聞かせてくれるそうです。
ぜひ、聴聞させてもらいます。
ただ、テーマと内容は
「親鸞和讃をかたる」でなく「親鸞和讃をうたう」としてもらいたい。
当日、講師の方々が、「かたる」のか?「うたう」のか?も含め、
楽しみにしたい。
里村専精師の
浄土真宗にようこそ No128をお届けします。
畜生とは、求めて得た物に隷属して人間性を失っていることです。
金の世の中といいながら、金にこき使われています。
仕事人間だといいながら、仕事に追いつめられています。
人間は、世間の何者にも隷属しないものです。
システムや会社や国家や世界に対しても、人間は別物なのですから。
いわゆる娑婆の何かに携わってはいますが、誰だってもっと深いものです。
仕事人間などというのは、全くの幻想です。
せいぜい8時間、仕事で我が身を保てばよいのです。
残りの16時間は、人間そのものに捧げなければおかしくなるのです。
おかしな人間しかいない、それが畜生道なのです。
知足という言葉は、大無量寿経にも書かれています。
「少欲知足」から、菩薩道が開かれます。
自らに足る事を知らない無駄遣いが、現代の病です。
足ることを知らないと、他の多くの同朋を苦しめてしまいます。
畜生が餓鬼道を形成して、奪い合いの世界が現代なのです。
嫌な文明が、人間を覆っている。
三悪道を三悪道とも知らない時代なのでしょうか。
◎zoom念仏道場 親鸞『三帖和讃』をうたう。(昼コース)
月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
午前10時55分~11時30分
大谷声明&井戸端
◎zoom念仏道場 親鸞『三帖和讃』をうたう。(夜コース)
月曜日・金曜日
午後8時25分~9時
大谷声明&井戸端
◎zoom『教行信証』学習会
水曜日
午後8時25分~9時
『教行信証』原文&現代語訳の音読 解説
◆ご参加のご希望の方は、ご連絡ください。
zoom招待メールを差し上げます。