最近の 若者は・・・

2006年12月16日 | diary
 友人とO駅のシンボルの下で待ちあわせ。
案の定、「ゴメン、5分遅れる」のメール。
彼女のいつものことなので、わたしだってそんなことは見越して出てきたけれど。

わたしは人間観察が好きなので、しばしそれで時間つぶし。
隣で、中年のご婦人にそんな落ち着かない場所で、勿論立ったままどうやら生命保険(?)の内容説明をしている男性がいる。
前にあるカフェにでも入ればよいのにと思いながら、わたしの耳はダンボです。
そして、どうやらご婦人は納得した様子。
その場で契約成立。 メデタシ。メデタシ。
なんとそこで鞄を台にして、印鑑を押したり…。

友人はまだ来ない。

目の前で女子高生がバッグからトレパンを出した。
そして、それを公衆の面前で穿きだした。
次に、地べた座りで携帯を掛けはじめた。
年齢の割には、視力の良いわたし。
しっかりパンツまで見えた。
悪い物をみると眼がつぶれるという。
おお!怖っ! 潰れるかも。
見られているのに気づいていても、気にしない女子高生。
「恥じらい」はどこへ行った?
そういう女子高生のように気にしないことを、相対関係が欠如している人間という…迷惑を人にかけなければ、どこで化粧をしようが、どこでパンツをはこうが何をしてもかまわない。
しかし、そういう姿を見せ付けられる事自体が大迷惑なのに。

友人と別れた後に、駐輪場へ行くとまだまだ沢山の自転車が。
そーっと出そうとしたら、大音響と共に数台の自転車がドミノ倒しになった。
倒れても、なおからみつく自転車は、重くてわたしにはどうしようもない。
どうしたものか、思案をしていると、後ろから声が。
「オレがやるから」
振り返れば、今時の毛糸の帽子をかぶったヤンキー風の若者が。
すると、もう持ち上げ始めている。
わたしも急いで「ありがとう。手伝うわ」
「そっちのチャリ引っ張って」
すぐに自転車は全部起き上がった。
「アナタのおかげで助かったわ。ありがとうございました」
というと、恥ずかしそうにうなずき行ってしまった。

いつかも、自転車で倒れた時に「だいじょうぶっすか」と、助けてもらった。
最近の若者は…と言い古された台詞は良く聞くが、最近の若者は特に男性は↑。
太古から「最近の若者」という言葉はあったそうだが、最近の若者はそれほど悪くはない。

しかし、女の若者はちょっと↓ね。
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エッシャー & クリムト

2006年12月15日 | art
姉が友人から頂く様々な招待券が、今回も私のところに回ってきた。
姉には、映画や舞台、コンサート、美術館などの招待券を下さる、とても良い親友がいる。

ということで、姉と渋谷のBunkamuraの“スーパーエッシャー展”へ。
姉とわたしはとても仲が良い。
姉妹の上下関係を、互いに上手く利用しているからかもしれない。

湘南ラインで行くことになり、ホームで待ちながら姉とお喋り。
姉「この間も渋谷に行く時に、湘南ラインに乗るつもりが、うっかり1本前の高崎線に乗り、気がついたら上野駅。今回は気をつけましょうね」
そんな事を話しながら、ホームに入ってきた電車に乗って、気がつけばまた上野駅(爆笑)
その次の電車に乗るべきだったのに、ついつい…。

仕方が無いので、渋谷でランチをする予定を急遽かえて、上野駅アトレの「ブラッスリー・レカン」へ。
バブルの頃の銀座のレカンは高くて、すべてがエラソー(笑)だったけれど、パリの下町を思わせる、ここのレトロな雰囲気が結構好きなのだ。
姉との上下関係で、妹に姉はいつもご馳走をしてくれる。
「ごちそうさま」

10年ほど前だったろうか、かつて小田急美術館で「生誕100年エッシャー展」を観たことがある。
今回はハーグ市立美術館の出展だそうだ。
版画やリトグラフだから、重複する作品があるのは当たり前だけれど、ほとんどその時の作品と同じだった。
むしろ、その時のほうが彼の真骨頂である「だまし絵」の作品が多かったように思った。
帰宅して、当時のカタログを見ると確かに。
そして、甲賀コレクションとあった。
検索をすると、その後どうやら作品すべてを売りに出し、引き受けたのがハウステンボスだとか。
結局、ここでもかつてのバブル後の結末を知る事になった。
最近は、そういう美術展にぶつかる事が多い。

エッシャーの制作ノートをみていると、コンパスで楕円の曲線に苦労した学生時代を思い出した。

6階のル・シネマで、これまた「クリムト」を上映しているので観て行く事に。
クリムトやエゴン・シーレって好き。
まだ、日本でほとんど知られていないずーっと昔に、友人がクリムトの作品を教えてくれたのだ。
その時に、初めて観た「接吻」には衝撃を受けた。

しかし映画は、近来まれに見る退屈な映画だった。
見ている途中で、何度気を失ったかしれない。(失笑)
前の人も、横の姉も船をこいでいる。
無類の女好きで梅毒にかかり、それが脳にまわったクリムトの妄想の映画…そんな映画でした。
ヘアヌードが沢山出てくるけれど、クリムトの絵画とは違い、まるでエロティックな印象ではないのだ。
映画の感想を検索したら、わたしだけではなくほとんどの人が眠ってしまった…と書き込んでいた。
それを知って、少し安心。(小心者)
単館系映画館の作品って、当りが多いが、こんな外れも珍しい。
「金、返せ!」
そう、言いたくなった。
コメント (3)
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予想外○

2006年12月14日 | diary
■ 昨日

土曜日頃から、携帯にメールが入らなくなった。
師走だから友人達も忙しく、メールを打つ暇が無いのでは…と思っていた。
しかし、緊急の用事で夫に送ったメールに返信が無い。
変だと思いつつ、手動で受信をすると、あらあら!何通か溜まっていた。
自動受信設定にしてあるのに変だと思い、PCから送信してもやはり自動受信ができない。

帰宅した夫に、メールを送信してくれるように頼んだ。
「件名だけでいいかな」と聞き、どんな件名にしようかなと独り言。
その前に、わたしがドジバカマヌケなことをして馬鹿にされたばかりだったので、冗談半分にドジバカマヌケでいいわよと。
真面目な夫は、その通りの件名で送信。
eメールが自動受信できないことが分かった。
しかし、そうこうしているうちにそのドジバカマヌケメールが何故か、何通も忘れた頃に、それも何度も送信されてくる。
わたしに向かってドジバカマヌケと言っている。
失礼な!
予想外に故障しているとしか思えない。

■ 今日

早速販売店に出掛け、スタッフにいかに変な具合かを説明していると、昨夜のドジバカメールが目の前でまたも次々と着信。
みっともないので、折角削除をして来たのに…
こんなことなら、こ洒落た件名にしておけば良かったと思っても後の祭り。
そして、更に症状は悪くなった模様。

故障と言う事でメーカーに修理に出す事になった。
その間に代替品を貸与するというけれど。
まだ保障期間中なので、機種を新品に変えて欲しいと食い下がった。
それは出来ないとの一点張り。
何だか納得いかない。
電気製品だって、不具合がみつかれば保障期間外でも全とっかえしてくれるのに。
更にごねてみたけれど、駄目なご様子。
もしかしたら、わたしの使い方で瑕疵ができたのでは、と思い始めるとこちらの気も弱くなった。
せめて、貸与品は使い慣れた同機種に無理に変えてもらうことぐらいしかできなかった。
携帯電話の世界は、ようわからん。
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ホンキなの? 秩父札所巡り

2006年12月10日 | diary
            

 
何を思ったのか、夫が秩父の札所巡りをすると言う。
何日も前から夜にTVも観ず、地図を広げたりパソコンを叩いたり。
納戸で、コンパスやシューズを捜している。

 通勤で駅まで5,6分を歩くのに、踵が痛いなどと言っているのを、忘れているのだろうか(笑)
四国の八十八ヶ所巡りも、巷ではちょっとしたブームになっているけれど、夫がそんな趣味をもっているとは。
「私を誘わないでね」と、とりあえず、早めに宣言をしておいた。

旅行は計画段階が、わたしは一番楽しい。
机上で旅の順路などを組み立て、自分なりの計画が上手くまとまると、別に行かなくてもそれで満足してしまう事もある。
夫もこの類かと思っていたら、土曜日の夜に「明日出掛けるつもり」と言い出した。
車に頼らずひたすら歩くそうだ。
「それが良い。それが良い」と煽てておいたけれど。

今朝は早起きをして、本当に出掛けていった。
途中でメールを入れたら、一番の札所へ向かっているとか。
思っていたより本気だった。

午後の6時過ぎに、帰って来た。
9ヶ所を回って来たけれど、この続きは、年明けだとか。
やはり足が痛いらしく、ベタベタ膏薬をやたらに貼っていた(苦笑)

そして、今日は12月10日。
武蔵一宮氷川神社の「大湯祭」にあわせ、毎年10日に行われる酉の市なので「十日市」といわれている。
わたしが子供の頃は、学校も半日で終わり、帰りにパンやお菓子を頂いて帰ったものだった。
今はどうなのだろう。
今年はちょうど日曜日にあたったので、昼間に出た人が多かったらしく、夜はすいていた。
最近は、この時期の風物詩をあらわす露店も年々無くなり、田舎臭いけれど、暮れを前にした十日市の情緒も失われていく。

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勧誘と売り込みばかり

2006年12月08日 | diary
 今日は珍しく朝からひきこもり。
家にいると、いつも固定電話に掛かってくるのは変な勧誘と売り込みばかり。

因みに今日の3本の内容は、

①○×畳店・・・暮れに向かって畳替えの予定は如何ですか?
  私  ・・・家はすべて洋間なので畳はありません(嘘。見てやしないもの)

②○×(ナントカ)・・・新開発の女性の下着を1枚送るので、その後、履き心地のアンケートに答えていただきたいのです。送らせていただいてよろしいですか
        どうせ、後で補正下着なんかを売りつけるきっかけにするつもりなのかもしれない。くわばら、くわばら。
  私・・・  わたしはTバックしか着けないのでいりません(大嘘。笑)

③しばらく経ったら、本当に補正下着の勧誘電話。
 以前に、友人がこの補正下着に10万円以上払った話を聞いた事があった。
 私「お蔭様で、娘時代と全然体型が変わっていないので」
  「でも、奥さま。胸やお腹まわりがたるむ悩みってありません?」
 私「たるむほど胸も無いんです。どちらかというと太りたいくらい」
  「あ~ら、奥さまおウラヤマシイ」 ガチャ

こんな風に毎日、掛かってくるのは宣伝と怪しげな勧誘電話。
電話1本で、1歩も外に出ることなく姑息な商売をするのはやめて欲しい。
しかし、顔が見えずこちらから切ることの出来る電話で騙される人がいるのは確かなのだ。
もう固定電話は、我が家ではその役目が無い。
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