武谷牧子の「リターンチケット」読んだ。この人の小説を読むのは「シカゴ、君のいた街」、「テムズのあぶく」に続き3冊目。
前に読んだ2冊はシカゴ、ロンドンと海外が舞台だったけど、この小説の舞台は旅先の箱根と、新宿が中心。
大学でドイツ語を教えるアラフォー女と元ホストのホームレス男の恋愛。当然、男は身分を隠して騙すんだけど。山田宗樹の「嫌われ松子の一生」のようなテイストの作品。最後の50ページぐらいは結構読みごたえがある。中盤は結構エロい場面もある。さすが元ホスト、女の扱い知っとる。
武谷牧子の小説は野球で言えば3打数3安打。外れなし。次作も期待できそう。
世の中、犯罪にどんな形で巻き込まれるかわからんで
きょうは海の日。これから湘南に行ってきます。
Let's enjoy summer holiday.