森浩美の「小さな理由」読んだ。この人の作品は短編2冊、長編1冊の合計3冊を読んだことがあるが、この作品は短編第3作。
8つのストーリーで構成されているが、主人公のほとんどがアラフォー世代。離婚、親の介護、思春期を迎えた子供との接し方など、アラフォー世代が抱える問題が満載。
単行本。読みやすいストーリーで3日ほどで読めた。
どのストーリーも面白いが、胸が熱くなったり、涙腺が緩くなるようなストーリーもある。あえて1番好きなストーリーをあげるなら「渡り廊下の向こう」かな。お涙頂戴ストーリーじゃないけど、高1の娘を持つ主人公の今と中学時代を回顧しながらのストーリー。笑えて、うなづいて読め、最後ちょっとしんみりする話だ。
新事務所で勤務2日目。株大幅続落、円高で波乱の一日。大波乱の予兆か・・・。