レッツゴー!花輪ジロー!

日々の生活を写真とともに。グルメ、ダンス、マラソン、マリーンズ、旅行、本、英語、スペイン語、カラオケ、飲み会の話満載。

夢見る力 in New York~藤木由紗

2011-09-27 | Book

藤木由紗の「夢見る力 in New York」を読んだ。主人公の加奈子は子育てを終え、結婚生活に終止符を打って旧友の理恵が住むニューヨーク(NY)に1カ月の旅に出る。

49歳の加奈子にとっては人生のリセットの旅。2000年11月のNYが舞台だ。1カ月の短い滞在ながら現地で知り会った日本人女性やホテル従業員との交流との交流は微笑ましい。その反面、旧友の理恵とはNY滞在中に絶好状態に。理恵のような態度とられたら、もういいよと誰しも感じるはず。おそらく理恵本人自身は友達を傷つけていることを気付いてないと思うけど。世の中にはこういう人、結構いるよなと思いつつ読んだ。

1人で乗る地下鉄、映画館で見る字幕なしの映画体験、感謝祭のパレード、Jazzライブetc、一般の旅行者とは一味違ったNY体験。NYで知り合った、Jazzシンガーのしおりたちとの別れの夜、ちょっと感傷的だけど、いいシーンだ。「あ~、日本のどこかに私を待ってる人がいる♪」(多分、いい日、旅立ち?)と口ずさむ場面もいいね。海外にいると日本の歌がやけに聴きたくなる時があるね。それも懐メロ。


150ページぐらいの本。2日で読めたよ。


著書の藤木由紗は今年63歳。2000年当時52歳。この小説は自身の体験に基付いたものかもしれない。

夢は何?と聞かれたら、心身とも健康で走って、踊って、食べて、飲んで、旅して、野球を楽しめて、家族、友達とのいい関係が永遠に続くことと答えるかな。今、夢の途中ということだな。スペインに数カ月暮らすことと、猫を飼うのは密かな夢だよ。アメリカン・ショートヘアがいいなあ。

昨夜は2週間ぶりのタンゴレッスン。メディアヒーローの復習から新しい技まで勉強。次回のミロンガで試してみよう。また犠牲者が出る(苦笑い)?

 

コメント (4)
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