【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

田園からの花の香り

2012-02-03 16:53:16 | ハーブと香り雑学
 



レスリー がいないと、
一同はお互いの間に何か妙なる香気が
欠けているような気がした。
レスリーの美しさは薔薇色の灯火が
シミ一つない
雪花石膏せっかせっこうの花瓶から輝き出るように、
内に目覚めた魂により照り輝いた。
あまりの華やかさにアンは
目が痛むほどの思いをすることさえあった。
                【「アンの夢の家」 第25章】



   毎日のように最低気温を
  更新している昨今ですね。

   今朝は文字通り、
  この冬の最低気温となりました。

   庭の如露の水は、
  カチカチに凍って。
  その径も何だかザラザラ感。

   昨夜のニュースでも最低気温が
  -3度とか言っていましたものね。

   それでも今日は太陽が
  出ているのが救いです。

   ゴミ出しの時見た北の空の冴え渡った青。
  ここでも又々、吉屋信子の
  「空は陶器の青みに晴れていた」
  ~なのです。

   お陰様で最高気温は、昨日よりたった1度しか
  高くないそうですが、それ以上のものに感じます。

                              【淡いピンクに染まった 「金の成る木」】
   さて、冒頭の写真。
  薔薇のない今の季節、
  せめてもの慰みにと求めた、
  薔薇の香水です。

   「アンの夢の家」 のレスリーの
  ように、存在そのものが
  薔薇のように輝いていれば
  必要のないものですけれど。

   と言っても日常使いで、お部屋や
  ポプリなどにも遠慮なく振りかける
  ものですから高価な物ではありません。

   今日は 「ピンキーガールズ」 の
  オードトワレを。

   こんな厳しい寒さですが、
  すぐそこに近付きつつある春を予感
  させるような淡いピンクのボトル。
  プラス、甘い香り。

   折しも今、満開の 「金の成る木」 も
  合わせたように淡いピンク。

   どちらかと言えば淡いブルーの方を
  好む私ですが、たまにはいいですね。

   それに何と言ってもピンクは、心までほんわか温かくなりますものね。
  そして自分の楽しみのためにつける香りこそ、香水の発祥地、
  パリジェンヌのライフスタイルでもありますから。