【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

迷い込んだセピア色の空間

2012-02-21 18:58:38 | レトロ(素敵)な空間~散策

【蔵のある家】


【「クロマツ」 が屋根に】












公園には海岸防備の円形砲塔ほうとうが立っており・・・
(中略)
他にも好事家こうずかの目に留まる 史蹟 があるが、
町の中心を占めるオールド・セント・ジョン墓地
ほど野趣に富んだ、気持ちの良い場所はない。
静かな町の両側に 旧式な家 が立ち並び、
他の方面は人通りの激しい活気に溢れた
近代的な街路になっている。
                    【「アンの愛情」 第4章】


   





   3日連続の快晴の朝を迎えました。
  ただ昨日までと違うのは、淡い水色の空。
  それは春を思わせる優しい色の空です。

   起き抜けの気温も、今朝は昨日より2度ばかり高くなりました。
  しかしながら昨日と違って日中は、真珠色の空に。
  お日様の恩恵がない分、気温以上に薄ら寒く感じたものです。
  








 
【後ろは中学校】




   さて、今日は用事があって
  下の街まで。

   そして、恒例の
  “帰り途の道草” ではなく、
  駅から南側を辿る事に。

   南側は、生活圏では
  ありませんので、普段は
  ほとんど訪れる事はありません。

   そう言えば、この町にも昔、
  お城があったようで、
  跡地は公園に。

   その周辺の町は、
  「城○町」 というように、
  いくつかの城の付いた
  名前になっています。

   又、上記以外の、
  お城に所縁(ゆかり)のある
  地名も当時を偲ばせます。
  例えば○丸町のように。

   と言っても辺りは、
  すっかり様変わりしていますから、
  石碑などでしか確認出来ませんけれど。

   それでも今日の引用文の如く・・
  こんな兵舎跡地も。(明治から先の終戦まで)
  今の今まで全く知りませんでした。

   そして同じく、旧式な家も。(冒頭の写真)
  いつの間にか、セピア色の、
  こんな一角に入り込んでいました。

   蔵のある木造の古風な家並みは、
  今日のタイトルでもある、セピア色の空間。

   中でも 「クロマツ」 のお宅は圧巻。
  家も松も、確か重要文化財ではなかったかしら・・?
  左上の黄色いタオルが邪魔ですが、それもご愛嬌という事で。 








 
 



     黄色いタオルが、やはり気になりますので
   写真、差し替えさせて頂きました。