【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

白い魔法~白い天使が舞い降りた日

2012-02-18 16:18:16 | 四季のスケッチ


【咲いた白い花】











「みんな雪が降り出してよ」
・・・家に帰って来たフィルが告げた。

「庭の散歩道一面にこの上なく美しい
小さな星形や十字形があってよ。
これまで私、雪びらがこんなに
美しいものだという事に気が付かなかったわ。
単純生活ではこんな事にも
気を留めるゆとりがあるものなのね。
                 【「アンの愛情」 第17章】




   普段よりちょっぴり
  遅い目覚めの土曜日の朝。

   “ひょっとして銀世界・・?”
  いつもは・・いいえ、
  特に冬の朝は、
  なかなか起きられなくて、
  ぐずぐずしていますのに。

   今日のようなこんな日は、
  そそくさと・・飛び起きる
  現金な私がそこにいます。

   雨戸を開ける前のワクワク感・・。
  何なのでしょう、この時めき。
  久しく経験していないような・・。

   そんな私の目にパッと
  飛び込んで来たのは一面の銀世界。

   見慣れた朝の景色を
  一変していました。
  まさに白い魔法。

   それこそ、一夜にして、
  あちこちに白い花を
  咲かせていました。

   ただ、こちらでは限定的なその世界。
  その後、太陽が顔を出しましたので、
  午前10時頃にはほぼ溶けてしまったようです。

   ここまでたった2時間余りの出来事。
  ほんの束の間と言ってもいいのかも知れませんね。









【雪の結晶のような花、「金の成る木」(別名:「花月」)】

 


   




   そして雪と言えば思い出すのがこの花、
  「金の成る木」 の花。雪の結晶を連想するのかも知れません。

   別名は 「花月」。
  「花の月」 なんて、何とロマンティッなのでしょう。

   それにしても花が咲いてから既に丸2カ月。
  パッと咲いてパッと散る花が多い中で珍しいですね。
  花言葉の 「不老長寿」 を地で行っているような花です。

   そうそう余談ですが、あのシドニー・シェルダンの遺作に、
  「金の成る木」 という題名の本がある事を知りました。
  名前繋がりで読んでみるのも面白いかも知れませんね。