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【アンティークな銅のポット】
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空には一点の雲もなく、 石を投げれば石の当たる、 際どい音が響いて来そうな硬い青空である。 【三島由紀夫著 「暁の寺」~「豊饒の海」 第3巻】 |
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今日は時折、風花の舞う
寒い朝となりました。
ただ如露の水の凍結も
ありませんし、一時の
あの寒さではありません。
そんな時・・。
南側の窓から見る空は、
今日も真珠色・・
うんざりしたものですが、
ふと明り取りの窓から見た空は真っ青。
慌てて庭に出てみましたら・・。
西と北の空は雲が抜けて一面の青空。そう、その青空。
吉屋信子が “陶器の青み” なら、今日の三島由紀夫は、
“石の当たる際どい音が響いて・・” とあります。
期せずして2人の著名な作家が青空は、硬質なものだと。
季節にもよるかと思いますが、冷たく凛とした冬の青空は、
鋭くて、私も同様な事を感じたものです。作家の感性を思います。
真珠色だった南の空も、お昼過ぎには青空に。
あの雲は一体、どこに行ったのでしょう。
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取り出しました。
いつか映画で観たワンシーンを真似て。
今日のトランクは、新しい物ですが、
年代物の古いトランクも大好きなのです。
ポーターに2、3個重ねたトランクを
列車に運び込ませ、私は後からゆっくり
長いスカートの裾をつまみ上げ、
優雅に客車に乗り込みます。
~なんて。
でも、A・クリスティーの世界なら、
きっとこんな世界。
それと言うのも今、読んでいる
「エッジウェア卿殺人事件」。
あら・・「オリエント急行殺人事件」
の方が良かったですね。
後もう少しで終わるのですが、
今回ばかりはポアロの
「灰色の脳細胞」 も珍しく湿りがち。
いつもの事ながら・・犯人らしい人物は現れては消え・・。
勿論、今目を付けている人物はいます。でも単なる憶測では駄目ですね。
きちんと解明出来ませんと。さて、さて・・?