【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

胸元に赤いキラッ☆

2012-02-28 16:07:26 | 煌きの硝子(ランプ含む)







レスリーは安っぽいクリーム色の綿ボイルの
質素な服に例の 真紅 の帯を締めていた。
レスリーが 真紅 の色を
付けていない事は1度もなかった。
例え1輪の花にしろ、身の周りのどこかに
が光っていないと気が済まないのだと
アンに語った事があった。
アンにとってそれはかの燃える色の外、
あらゆる表現を拒まれているレスリーの
強烈な閉じ込められた個性を
象徴しているようにいつも思われた。
                 【「アンの夢の家」 第23章】


   こちらは1点の雲もない冬日和となりました。
  ただ、起き抜けの気温は昨日より2度ばかり低く・・。

   従って庭の如露の水は、今年何度目かの凍結を見ました。
  それでも日射しがありますので随分、救われます。

   レース越しに入る日光が、東側の窓辺に吊るしている、
  ローズゼラニウムの葉っぱの陰影をテーブルに映し込み、
  それは、さながらロマンティックなテーブルクロスのよう。

   ただし時間限定。
  そして、今日のように晴れた日に限るのですけれど。




   さて、外はまだまだ冷たく寒いけれど、
  ひたひたと迫る春の足音を感じる、今日この頃。

   おまけに今日のようにお天気が良いと何となく気分が華やいで・・。
  ちょっと気分転換。そんな事、ありませんか・・?

   そんな時、今着ている黒いセーターの上に赤いキラッ☆ を纏(まと)いたくなりました。
  今日のレスリーではないけれど、私も黒い服に “赤” は大好きです。後、濃紺などにも。

   ところで、ビーズのネックレスは大好きなのですが、
  どんなに気を付けていても引っ掛けたらお終い。

   最近の物は糸が切れるという事はありませんが、
  昔の物は糸が布製の物もあり、いつか外出先で糸が切れて往生した事も。

   でもある意味、そんな儚さがビーズに惹かれる理由かも知れません。
  その儚さは一瞬の命の煌きのよう。それは硝子にもありますものね。

   つい先程まで晴れていた空も、いつの間にか真珠色に。
  深夜辺りから再び、お天気崩れるようです。