【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

新しい季節の予感

2012-02-09 17:55:15 | 香る庭の花綴り






まだ 2月 です。
(中略)
でも、あたしはこう考え始めております。
「後もう2、3週間で春になる。
それから又、何週間すると夏になる ――
それからお休みになり ――
グリーン・ゲイブルスや ――
アヴォンリーの牧場に降り注ぐ金色の日光や、
夜明けには銀色になり、
正午にはサファイア色になり、
日没には真紅に染まる湾や ――
(中略)
小さなエリザベスと2人で果てしなく
春の計画を立てております。
               【「アンの幸福」 最初の1年11.】



   雲1つない快晴の朝を迎えました。
  昨日は晴れてはいたものの、時折、
  風花の舞う寒い1日でしたから、この太陽は助かります。

   とは言え、晴れ上がった空と冷気は、
  まさに 寒気凛冽かんきりんれつたる冬」 そのものです。
  ~なんて。又々、今読んでいる吉屋信子の本 「女の年輪」 から拝借です。


【金の成る木の花】


   さて、冒頭の写真。
  その寒気凛冽たる冬ですのに、(まだ言っています)
  この寒さにいい加減しびれを切らしたのか、早くも 「ヒヤシンス」 が花芽を付けました。

   そうそう、その前に・・1番乗りは 「匂い菫(ニオイスミレ)」 でしたね。
  やっと仲間が出来て嬉しそうです。

   それにしても先日の匂い菫と言い、今日のヒヤシンスと言い、
  この寒い最中(さなか)ですのに、近付く春をよくキャッチ出来ますこと!
  神の御業(みわざ)の妙なる事は人知の及ぶ処ではないのかも知れません。

   そして今日も 「金の成る木」 の花。
  次から次へと花開き、留まる処を知りません。

   年末に花芽を付けてから随分長い事咲いています。
  小さな小さな花ですが、沢山集まると華麗です。


 


   今日の新聞に素敵な詩を見つけました。
  これも思いやり以外の何物でもありませんね。
  「言葉の調味料」、これも素敵な言葉です。

言葉の調味料

味付けがうすい時は
「やさしい味だね」
と言ってみる

味付けが濃い時は
「ご飯が進む味だね」
と言ってみる

変な味の時は
「初めての味だ」
と言ってみる

食事をおいしく食べる
言葉の調味料
                         笹川 勇