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【崇拝の花~「紫苑(シオン)」】
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【私の中のきりん草~「背高泡立草(セイタカアワダチソウ)」】
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「あれは何?」 とおびえたように、 百子が小廬山の麓に群がっている、 濃い紅の糸屑のようなものを 指差して、言った。 それは癖の強い赤い染髪の抜け毛を 纏めたような、艶々した 曼珠沙華 の叢であった。 【三島由紀夫作 「天人五衰」~『豊饒の海 Ⅳ』】 |
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空となりました。
気持ちの良い秋晴れです。
萌葱色だったゴーヤの
葉っぱも大分、黄色に
染まって来ました。
もうそろそろ
終わりだと思うのですが、
未だに収穫しています。
今、最後の黄色い花を
咲かせています。
今年も、いつの間にか老いてしまって、はや10月に。
このゴーヤの葉影の事は以前にも記しましたね。
あれから日を重ねて来た分、影の領域を拡大して(部屋の奥深く)、
時に踊る(揺れる)居ながらの自然のタペストリーと化して。
私の心も踊ります。
このように食用に緑のカーテンに、
そして踊るタペストリーと大活躍のゴーヤ。
来年は、もっと沢山植えてその範囲を拡大しようと、
早くも心に決める始末です。オニも笑いますね。
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【「彼岸花」】
さて今日は自転車で下まで。
今日の空は、青い空と白い雲が面白くて。
刻々と変わる空に、思わず見とれてしまい、
危ない、アブナイ・・。
一方、上から下に目を遣(や)れば・・。
何と 「紫苑」 が咲き、(冒頭の写真)「秋のきりん草」 の代わりに、
「背高泡立草(セイタカアワダチソウ)」 が。
尤も、こちらでは 「秋のきりん草」 は、お目にかかれませんので、
勝手にそのように呼んでいるだけなのですけれど。
これらの花は春の 「さんざし」 と共に私の崇拝の花。
勿論、『アンの世界』 でもお馴染みです。
そして少々、遅かったのですが、彼岸花も。
この花、遠くからでもはっきりと分かり、
めらめらと燃え盛る焔のような赤が独特ですね。
1列に並んだそれは、
まるで緋毛氈(ひもうせん)を敷き詰めたよう。
「火事花」 とか 「火焔(かえん)花」 等の異称に納得です。
そう言えば、今日の引用文もそうですが、
「死人花(しびとばな)」 の有り難くない異称もありますね。
なぜか墓地に多く咲いていますから、
そのように言われているのでしょうか・・。
私もどちらかと言えば、苦手な花です。