【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

蜂蜜色の午後の夢想

2012-10-16 18:52:58 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編












アンはどの服を着て行こうかと考えた。
何を着ようと別にどうという事はないけれど、
とアンは無念に思った。
鏡ももうアンの友ではなかった・・・・・
(中略)
薔薇の蕾模様のあのスリップの上に着る
あの新調の青林檎色の網目の服にしようか?
それともクルーニーレースの付いた
イートン・ジャケットの
クリーム色の絹のしゃにしようかしら?
アンは両方着てみて、網目のにする事にした。              
                  【「炉辺荘のアン」 第42章】


   
   


   

   気持ちの良い秋晴れが続きます。
  しかも今日は1日中、ず~っと何もない空。

   一面、青 ー 青 ー 青の、
  まさに日本晴れの、絵に描いたような1日となりました。

   こんな日・・青い空に向かって思い切り
  洗濯物を干す時の気持ち良さと言いましたら・・。

   青空に翻(ひるがえ)る白い洗濯物。
  勿論、洗濯物だって太陽の光を一杯に受けて嬉しそうです。
  ふと感じる幸せ。それにしても随分、安上がりな私ですこと!












   
   
   


   

   さて今日のような爽やかな日は、
  それこそ、風を切って野山を闊歩(かっぽ)したいですね。

   いいえ、闊歩とまで行かなくても、私だけの秘密基地? 
  に、お弁当でも持って・・~なんて思っていたものです。

   なのに・・すぐ近くですのに、
  思いの外、着て行く服に迷ってしまって。

   一旦は、Aラインのスカート(普通丈)に、
  後ろボタンのレースのブラウスを着込みました。

   外に出たところで今日は暖かいせいか、
  蚊がやたらと多い事に気付きます。

   となれば、ロングの方が良いのでは・・と思い、
  再び着替える羽目に。

   ちょっと・・のつもりが、何と鏡の前でファッションショー。
  そうこうするうちに、「ピンポーン」。近所の友人の来訪です。
  ハーブの 「ミント」 を持って来てくれて。玄関先で、しばしお喋り。

   そんなこんなで。時間は瞬く間に過ぎ、
  気持ちも萎(な)えて来たという、
  いつものお決まりパターン? となってしまいました。
  何をしているんだか。

   結局、1番楽で手軽な、いつもの場所に落ち着きました。
  蚊取り線香片手に、(やはり今日は蚊が多い)
  お茶を飲みながら、ここで暫く本を読んだり、
  「想像の余地」 にボ~ッと浸ったり。

   でもお陰様で、もう少しで 「昭和史発掘3」、終わりそうです。