



あたしは外に出て 港街道を歩いて行きました。 気持ちの良い、冷え冷えした 10月らしい香気 が、耕したばかりの畑土の 快い匂いと混じって空中に漂っておりました。 【「アンの愛情」 第21章】 |


【満開のチェリーセージ】
今日も概ね晴れの天気になりました。
“暑からず、寒からず”。今、1番良い気候ですね。
まだまだ夏の花も残っていますし、
香りの秋薔薇も咲き始めました。
そして何より今は、金木犀でしょう。
もう街中が、この香りで溢れ返っています。
まさに10月らしい香気ですね。




今日のお茶は例のミシンのテーブルで
頂く事にしましょうか・・。
昔、家で使っていたラヂオと
鉄製のアイロンも取り出しました。(花器として使っています)
それにしても、こちら(ミシン)でお茶するのは久し振り。
およそ1週間振りですね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
蜂蜜色の秋の午後、おもむろにラヂオのスイッチを入れました。
「臨時ニュースを申し上げます。大本営発表では・・」
アラッ!? 何と戦時中の放送。
戦争は嫌ですわ・・もう少し回してみましょう。
「日本人初のノーベル物理学賞に湯川秀樹博士が受賞されました」
という事は・・1949年(昭和24年)? もう少し後の時代に・・。
いつの間にか、昭和の時代にタイムスリップ。
そう、この辺りの年代がいいかも・・。
~なんて、そんな事はあろう筈もありませんが、
「想像の余地」、フル回転です。
そうそう、今日のカップは和ではなく、エスニックです。