【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

四季を奏でる窓辺

2012-10-27 23:20:32 | 四季のスケッチ








「あの開き窓の素敵なこと――
ことにあの高い玄関の上の のき の下にある
小さな開き窓はいいわ。
私にこにこ笑っているわよ。ご覧なさいな。
暗い屋根板を台とした
宝石のように輝いているわ。
(中略)
愛する家よ、もし私があなたの中に
住むならば、夕方にはいつもあの
西の 窓辺 に立って、誰か家へ帰って来る人に
手を振るわ。そのためにあの窓は作って
あるんですもの ―― 愛と歓迎の窓よ」
                 【「エミリーはのぼる」 第13章】


   今日も秋晴れとなりました。
  こんな日は朝晩は兎も角、日中は暖かくなるのが
  常ですが、今日などは暑いくらい。

   夜になっても気温は下がりません。
  ただ風が少々、強くなっています。暖かい風。 








   さて外出の帰り途、又々私はここに。
  この場所にこんな風に佇むのも、もう何度目になるでしょう。

   ガラス張りの現代的なお宅ながら、蔦が絡まり趣きのある窓辺。
  その窓辺から下を見下ろせば、小川が流れています。

   川縁(べり)には桜も植えられいて。
  居ながらにして四季折々の風景が楽しめます。

   今はまだ紅葉には早く、緑の方が大分勝っていますが、
  それでも 「想像の余地」 は溢れるばかりです。

   そうそう歳を取ったら、川の畔(ほとり)で暮らす・・
  というのがフランス人の理想なのだそうですね。
  そう言えば、アン の住む所にも必ず小川がありましたっけ。

   山ほどの厳しさもなく、海のような放埓(ほうらつ)からも遠い、
  穏やかな静かな暮らし。尤も私は小川より湖畔がいいな・・と。
  思う事は自由ですから気楽です。