【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

雑貨がレースを纏う時

2012-10-18 18:31:01 | 私の手作り夢時間







11月の日を形容するのに決して離れない
2つの言葉がある ――
“退屈” と “陰気” の2つである。
これは人間の言語の暁に結婚したものだから、
私が離婚させるべきではない。
それゆえに、今日の日も、内側も外側も、
物質的にも精神的にも、退屈で陰気であった。   
               【「エミリーの求めるもの」 第16章】


   起床時こそ雨は降っていませんでしたが、今にも降りそうな重い空。
  それでも今日は、何とかパラ、パラッ程度で必死で? 我慢している空。

   しかしながら、鉛色に垂れ込めた陰鬱な空は、相変わらずです。
  これこそ、アンの嫌う11月の空かな・・? と思ったり。

   こんな空ですから、気温もぐっと低くなりました。
  完全に夏が遠くなったような気がします。




   さて、今日の写真。
  雑貨(蝋燭立てとランプ)をレースで纏(まと)ってみました。

   実は先日訪れた、輸入雑貨を扱うお店。
  そこにディスプレイされていた、蝋燭立ての物真似です。
  勿論、蝋燭立ては売物でしたけれど。

   素敵なレースで覆われた、その蝋燭立てに思わず釘付け。
  見れば、かなりなお値段が付いています。

   とは言え、レースなら私のお手のもの。
  大きなものから小さなものまで編み溜めていますから。
  おまけに、良く似た蝋燭立ても持っています。

   それは私が 「ロミオ&ジュリエットの蝋燭立て」 と呼んでいるもの。
  (ジュリエットが地下室にロミオを探しに行った時の
  それとそっくりでしたから ~ 映画 「ロミオ&ジュリエット」)

   気になったのは、通気口ですが、
  レースは隙間がありますから大丈夫なのですね。
  良く考えたものです。

   レースは出来るだけ隙間が空いているものを選びました。
  それに、熱や煤がかかりますので少々、古いものを。
  勿論、火がレースに付かないように見張っていなくてはいけませんけれど。

   お店のものは、てっぺんに持ち手がありませんから、
  リボンで結ばれていましたけれど。

   ところで、ランプの上にレースを掛けるのも、
  レース編みの本に載っていた、インテリアを真似たものです。

   今日も掛けていますが、もう1つ、
  ランプの軸にも手編みの細いレースを巻いてみました。

   このランプの笠の薔薇も私の手描きですが、
  レースを掛けると全然、印象が違いますね。(こちらは 【以前】 のもの)

   「たかがレース、されどレース」、
  レースには、様々な使い方があるものですね。